教養部奨励賞 第6回(平成25年度)作品

教養部奨励賞のページへ戻る

新規4作品

作品1:「冬木立」 千村曜子 2012年
(展示場所:図書館分館閲覧室壁面)
作者コメント: 栃木県にある那須岳を訪れた際に出会った風景から制作した作品です。冬の冷たい空気の中、樹の中では芽吹きの準備が行われているそんなことを思いながら、風景を見ていると何かが始まる予感や、温もりを感じました。樹の生命力・空気・光のハーモニーを大切に描いた作品です。

作品2:「線の奥行き」 佐藤絵美 2012年 綿糸、ポリエステル樹脂
(展示場所:ヒポクラテスホール1階ロビー中央)
作者コメント: 竹林を通して向こう側がおぼろげに見える様子をきっかけに形をおこした作品です。 風や光などの現象と共にある様をひとつの形にしたいと思いました。線を立体的に構成したことで得た、独特のやわらかい感覚を楽しんで下さい。

作品3:「ちいさい世界」 尹銀志 2012年 CG、デジタルプリント、MC/PMクロスロール紙、色エンピツ
(展示場所:ヒポクラテスホール1階ロビー中央)
作者コメント: 人々は各自の夢と希望を持っている。そして、世界の中で自分の道を作りながら、一生懸命に生活している。「ちいさい世界」は、このように、美しい自然のなかで自分自身の夢及び行きたい道を探していく人々の姿を表現している作品である。

作品4:“Dreams, Sense of Accomplishment, Ultimate Failure, Regurgitation” Valerie Helen Syposz 2012年 リトグラフ、糸
(展示場所:ヒポクラテスホール1階ラウンジ西側壁面)
作者コメント: 食べ物に関する考えや意見の変化、またインスタント食品、サプリメント、加工食品のように実際の食べ物の移り変わりを観察しながら、版画を制作している。近代の混乱した食生活の中から様々なインスピレーションを受け、完全に消化せず、混ぜた状態で作品を仕上げる。私が感じる現在社会を表現する静物画だと思ってもいい。

継続5作品(無料で延長展示)

●「cyclops」 安井紗恵子 2008年 アルミニウム、ステンレス
(展示場所:ヒポクラテスホール1階ロビー吹き抜け上部壁面)

●「変景」 山内祈信 2008年 黒花崗岩
(展示場所:法皇塚前の広場)

●「鳴くこと」 鈴木貴雄 2009年 黒御影石
(展示場所:会議室棟と福利厚生棟の間の桜の前)

●「起源」松井清花 2011年 ステンレス
(展示場所:図書館分館前の銀杏広場)

●「tow sides of the same coin」宮崎瑞土 2011年 銅、真鍮
(展示場所:ヒポクラテスホール三角コーナー)


[教養部奨励賞][教養部][東京医科歯科大学]