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高次生命制御部門 |
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細胞機能制御学では、細胞内シグナル伝達、シグナルソーム構成因子の時間的・空間的制御、細胞内分子のリン酸化や、アセチル化、メチル化などの分子修飾の制御などについての研究を行い、細胞の分化増殖などの細胞機能の解明とその制御法の開発を行う。 |
高次神経科学では、発生工学などの手法を駆使して、記憶、学習やその他の行動とその異常についての個体レベルでの研究を行う。また、人文社会系の教員にも研究に参画してもらい、融合領域の醸成をめざす。さらに、神経疾患の成因の研究とその制御法の開発を行う。 |
氏 名 |
区 分《本務先》 |
研究室名 |
研究内容 |
田中光一 |
教授(基幹) |
分子神経科学
Molecular Neuroscience |
記憶・学習などの脳高次機能及び機能異常の機構を分子・細胞・個体レベルで解明する。 |
Takao Hensch |
連携教授
《理化学研究所》 |
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脳は経験により形づくられる。ある特有な発達「臨界期」に限り、視覚経験が左右の眼からの入力間の競合を引き起こし、大脳新皮質の神経結合の機能的及び構造上の精致化を推進する。当研究室では、不明であるこの神経活動に依存した可塑性の細胞および分子メカニズムを突き止めている。 |
Neal A.
Hessler |
連携教授
《理化学研究所》 |
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人間を別として、研究に値する複雑な発声をもつ動物は、鳴き鳥など数種類しかありません。本研究室では、鳴き鳥をモデルにして、話す時のように複雑な発声行動がどのように脳を介して行われるかについて研究している。 |
Niall P. Murphy |
連携准教授
《理化学研究所》 |
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生体が個体や種を存続するために行為を繰り返す時、重要な動機となるのが報酬です。脳内には報酬に伴う神経回路の活性化を妨げる複数の要因があると考えられます。本研究室では、行動学的・神経生化学的方法により、これらの要因の特性や、その急性/慢性薬物依存における報酬過程での役割を解明している。 |
後藤雄一 |
連携教授
《国立精神神経センター神経研究所》 |
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武田伸一 |
連携教授
《国立精神神経センター神経研究所》 |
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赤澤智宏 |
連携教授
《国立精神神経センター神経研究所》 |
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浜崎浩子 |
准教授(研究協力)
《難治疾患研究所》 |
分子神経科学
Molecular Neuroscience |
神経幹細胞のニューロン・グリアへの分化過程の解明
分子から個体レベルまでの脳機能の統合的理解のためのモデル動物の開発(マウス)
鳥類における記憶・学習行動に関与する脳部域のマッピングと発達様式の解明
モデル動物を用いた神経伝達物質及びその受容体の機能解析 |
高次生体制御学では、免疫システムや生体代謝系などの生命機能について、ゲノム科学やプロテオーム情報をもとに、分子生物学と発生工学を駆使して、そのメカニズムの解明と、制御法の開発を行う。さらに、生活習慣病、免疫アレルギー疾患、老化に伴う機能異常の制御法開発の基盤となる研究を行う。 |
生命システムモデリング学分野では、生命システムは冗長性に富みかつ多重フィードバック系として構成されているため、その機能を正しく理解するために生体を分子から細胞、組織、臓器、個体にいたるまで、モデル化を通してシステム論的観点から捉え、生体の機能を構成的に解析する。またこのためにモデル化法を新しく開発する。 |
氏 名 |
区 分《本務先》 |
研究室名 |
研究内容 |
増田正 |
教授(基幹) |
生命システム
モデリング
Biosystem Modeling |
生命システムを数理モデルに基づいて解析する研究、生命活動をシステムとしてモデル化するための手法の開発、およびモデルの妥当性を検証するための生体情報の計測と処理。 |
福岡豊 |
准教授(基幹) |
生命システムのモデル化法、解析法およびその応用に関する研究。従来の少ないパラメータによるモデル記述法とともに、網羅的解析から得られる情報に基づくモデル 化法の開発を行う。 |
高次生体制御学では、免疫システムや生体代謝系などの生命機能について、ゲノム科学やプロテオーム情報をもとに、分子生物学と発生工学を駆使して、そのメカニズムの解明と、制御法の開発を行う。さらに、生活習慣病、免疫アレルギー疾患、老化に伴う機能異常の制御法開発の基盤となる研究を行う。 |
氏 名 |
区 分《本務先》 |
研究室名 |
研究内容 |
黒崎知博 |
連携教授
《理化学研究所》 |
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リンパ球分化・活性化
免疫応答
免疫寛容
細胞内シグナル伝達
核内転写制御 |
斎藤隆 |
連携教授
《理化学研究所》 |
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免疫系の抗原認識機構
リンパ球の活性化と抑制の制御
細胞膜ダイナミックス
リンパ球シグナルの一分子解析
アレルギーのシグナル制御 |
Sidonia Fagarasan |
連携准教授
《理化学研究所》 |
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粘膜免疫
抗体産生
生体防御
免疫応答
免疫制御 |
氏 名 |
区 分《本務先》 |
研究室名 |
研究内容 |
浅原弘嗣 |
連携教授
《国立成育医療センター》 |
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クロマティンを介した遺伝子発現制御
四肢・関節疾患の分子生物学
骨軟骨発生・分化 |
緒方勤 |
連携教授
《国立成育医療センター》 |
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成長障害
性分化・成熟・生殖機能障害
先天奇形症候群 |
宮戸健二 |
連携准教授
《国立成育医療センター》 |
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連携准教授
《国立成育医療センター》 |
生命システムモデリング学分野では、生命システムは冗長性に富みかつ多重フィードバック系として構成されているため、その機能を正しく理解するために生体を分子から細胞、組織、臓器、個体にいたるまで、モデル化を通してシステム論的観点から捉え、生体の機能を構成的に解析する。またこのためにモデル化法を新しく開発する。 |
氏 名 |
区 分《本務先》 |
研究室名 |
研究内容 |
三林浩二 |
教授(研究協力)
《生体材料工学研究所》 |
計測
Biomedical Devices
and Instrumentation |
生体計測用バイオセンサならびにフレキシブル&ウエアラブルセンサの研究・開発
Soft-MEMS技術を利用したバイオデバイスおよびμ-TAS(微量分析システム)の開発とその医療応用
生体認識材料を利用した高感度匂いセンサ、および「匂い診断技術」の研究・開発
人体通信システムや携帯電話を利用した「ユビキタス生体モニタリング」
生体分子を利用したアクチュエータ、およびDDS運動体、分子マシン・ロボットの研究・開発 |
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