倫理審査委員会

平成21年度
第6回倫理審査委員会(迅速審査)議事要旨

迅速審査委員:木村(委員長)、稲澤、岡澤(以上内部委員)、稲葉、小笹、徳永(以上外部委員)
実施責任者:分子遺伝分野 吉田清嗣准教授
課題名:乳癌の進展・増殖に関与する細胞内シグナル分子の発現解析
申請内容:主たる研究組織である東京慈恵会医科大学の倫理委員会において、既に承認された研究実施計画書(「乳癌の進展・増殖に関与する細胞内シグナル分子の発現解析」乳腺内分泌外科 内田賢教授、平成21年12月7日付承認、研究期間:平成21年12月7日〜平成22年3月31日)の実施に関する申請
審議内容と結果:平成22年3月11日付で実施審査申請書、倫理審査用実施計画書、同意説明書、同意書、および主たる研究組織(東京慈恵会医科大学)の倫理審査委員会で審査された研究実施計画書と倫理委員会審査結果通知書を迅速審査委員に送付し、平成22年3月23日までメール審議を行った。審議過程において、@患者家族の検体を解析するのかどうかが不明である、A主たる研究組織における個人情報管理部門及び個人情報管理責任者が不明である、B主たる研究組織における研究実施計画書に研究代表者及び研究分担者が記載されていない、C同意書の一部に下線を付している意図が不明である、との指摘があり、当該指摘事項を実施責任者に照会した。実施責任者から提出された回答書に基づき、さらに同月31日までメール審議した。その結果、以下の条件を付して承認することが妥当であると判定した。


1. 主たる研究組織における匿名化は、研究実施者とは所属が異なる部門(個人情報管理部門など)の個人情報管理者によって実施されることが望ましい。