倫理審査委員会

平成21年度
第3回倫理審査委員会(迅速審査)議事要旨

迅速審査委員:木村(委員長)、稲澤、岡澤(以上内部委員)、稲葉、小笹、徳永(以上外部委員)
*本件は委員長が研究責任者である研究計画のため、審議は委員長以外の委員によって行われた。
研究代表者:木村彰方教授(分子病態分野)
研究課題:「習慣流産の発症機構に関する研究」
申請内容:すでに承認を受けて実施中の研究計画(「習慣性流産の発症機構に関する研究」研究責任者木村彰方教授、平成18年6月16日付承認、研究期間H18.7.1〜H23.6.30)の部分変更に関する申請。
審議内容と結果:平成21年6月23日付で倫理審査申請書、研究計画書、説明文書、研究計画の変更点リストを迅速委員に送付し、平成21年7月3日までメール審議を行った。審議過程において、対照被験者に 対する説明文書の必要性、「習慣性流産」の呼称が現在では「習慣流産」の方が一般的であること、研究計画書における記載不足および文言訂正の必要性等に関して迅速委員より意見があり、当該意見を 本研究の研究代表者(木村彰方教授)に照会したところ、それぞれの意見に関する回答があった。さらに、迅速審査委員より試料収集施設および収集担当者に関する情報が必要であるとの意見があり、 これを研究代表者に照会したところ、これに関する回答と資料の提出があった。これらの種々の情報を総合的に踏まえて8月17日まで審議を継続した結果、本件研究計画における研究課題を「習慣流産の発症機構に関する研究」と変更した上で、これを承認することが妥当であると判定した。