チーム医療で患者さんを救え!

特集1.集中治療室(ICU)で毎朝8時にスタートする多職種回診

集中治療室(ICU:Intensive Care Unit)では、手術後に高度な状態管理が必要な患者さん、継続的な管理が必要な救急患者さん、病棟で重篤な症状を表した患者さんなどの心と体の状態を、24時間見守り続けています。ICUには内科系、外科系を問わず、様々な患者さんが収容されているので、ICUで働くスタッフ間の情報共有がとても大切です。

毎朝8時、ICUには、20人以上の医療スタッフが集まり、ICUに入院している患者さんのベッドサイドで「多職種回診」が行われます。多職種回診は、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、臨床工学技士などが、一人一人の患者さんのベッドサイドを回って、患者さんの様子をしっかりと診察することで、患者さんの症状や、その日一日の診療目標などの情報を共有することを目的としています。

この動画では、「多職種回診」について、理解を深めていただくために、様々なエキスパートの医療スタッフの役割について、紹介しました。ぜひご覧ください。