歯科睡眠呼吸障害管理学講座


教授     長谷川 誠
助手     佐藤 光生
臨床検査技師      千葉 義明


連携スタッフ
礪波 健一 (歯科総合診療部)
近藤 知里 (歯科総合診療部)
棚橋 孝之 (歯科総合診療部)
高島 明子 (歯科総合診療部)
高橋  啓  (歯科総合診療部)
中村 周平(大学院総合診療歯科学分野)
田村 梨沙 (大学院総合診療歯科学分野)
遠藤 由理 (大学院保健衛生学研究科)
鈴木 淳一(東京医科歯科大学医学部附属病院循環器内科)
石原  卓 (東京医科歯科大学医学部附属病院循環器内科)

設立の目的

 睡眠呼吸障害全般に関する研究と特に歯科的アプローチ法によるいびき睡眠時無呼吸症候群治療を重点的に研究する。

設立の経緯

 東京医科歯科大学附属病院において、1986年、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、精神神経科、歯科の医師らによる睡眠呼吸障害研究グループが作られ、口腔内装具(スリープスプリント)を用いた、いびき睡眠時無呼吸症候群治療がスタートしました。その後この治療法が次第に全国的に普及し、欧米諸国においても同様の治療法が盛んに行われるようになりました。

 2004年4月には、厚生労働省より睡眠時無呼吸症候群の正式な治療法の一つとして認められ、保険診療に採用されました。しかしながら、医科領域の疾患を歯科医が治療するという前例のない診療体系なので多少の混乱もあり、この問題を解決しさらに研究を発展させるために東京医科歯科大学大学院にこの寄付講座が開設されました。

本講座の役割

 本講座は研究を目的とした講座であり、歯科における診療は主として歯科総合診療部、医科における診療は医学部附属病院循環器内科、耳鼻咽喉科および他の診療各科と連携して行います。本講座は東京医科歯科大学における睡眠呼吸障害の総合的診療システムを円滑に動かす役割を担っております。

いびき睡眠時無呼吸症候群に関する相談

 いびき睡眠時無呼吸に関するご相談は、いびき無呼吸歯科外来で受け付けます。

 治療を開始するに当たっては、事前に医療機関での検査、診断が必要で、医療機関からの紹介状を持参された場合に、歯科での口腔内装具(スリープスプリント)による治療が保険診療で受けられます。医療機関での検査、診断をご希望の方には、ご相談の上、医療機関をご紹介することも可能です。


関連リンク

東京医科歯科大学医学部附属病院循環器内科