平成18年度採択「魅力ある大学院教育」イニシアティブ医歯学領域における次世代高度専門家教育 | 国立大学法人 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
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医歯学領域における次世代高度専門家教育

本取組は、真のオピニオンリーダーの養成を目的としていることから、選び抜かれた学生に対して精鋭的な教育を行うことを特色としています。

(1) 公募は、本学大学院医歯学総合研究科博士課程に所属する大学院学生を対象に行います。

(2) 選抜された大学院学生は、学生ごとに5名の教員で構成される高度専門教育委員会メンバーの指導体制のもと、ad hocな教育プログラムを受けることができます。その内容は、少人数のリーダー養成コースという特殊性に鑑み、それぞれの学生に見合った一貫したmentoringシステムにより、座学の授業に加えて少人数セミナー・実習などを組み合わせることによって総合的な理解を求め、学術的な実験を行なわせることで自発的な研究の遂行を促し、3年次までに博士論文作成を修了させます。そして、4年次には本学が提携する海外の大学などへ留学させ、研究活動における研鑽を積むほか、海外の大学などにおける管理教育を学ばせるプログラムです。

(3) 選抜された大学院学生には、本学の修士課程医療管理政策学コース(MMAコース)のうち高度専門教育委員会が承認する10科目以上の受講を義務付けます。(単位認定は行ないません。)また、リーダーシップを有する管理的地位にある教員の実践教育が重要であるため、学内での管理的地位のある者が行なう管理業務に陪席する機会が与えられ、管理業務における問題解決手法について体験させます。さらに、国際学会、国際シンポジウムへの参加・発表を行うことや4年次に海外の大学などに留学して研究活動の研鑽を積むことから1年次より英語を母語とする外国人教員による英語授業(個人レッスン)の受講を義務付け、国際学会での発表や論文作成に必要な語学能力を身につけさせます。

(4) 単位認定に関する成績評価は、プログラムコーディネーターと高度専門教育委員会の協議により行い、学術活動評価基準に基づいて厳正に判定します。また、4年次の海外研修からの帰国後、国際誌に発表された学術論文内容の審査と公開セミナーの結果で大学院学生の到達目標の達成度を判定します。