炎症性腸疾患を含め、様々な原因で腸に難病を抱える患者数は近年増えています。当研究室では分子病態の解明と再生医学の両面から難治性腸疾患の克服を目指します。また、炎症性腸疾患を体外でモデル化して臨床に則したヒト炎症腸を再現することにより、病態解明や創薬に関する研究を行っています。海外留学経験のある若手研究者や当院消化器内科の臨床医・次世代研究者育成ユニット研究者等と連携・協働することで研究成果の臨床への展開・実用化を積極的に行うとともに、海外トップラボとの共同研究を通し、国際的に活躍できる臨床研究医等の人材育成も行っています。