クラウドファンディング募集開始(腎臓内科)

クラウドファンディング募集開始(腎臓内科)

遺伝子解析を継続し、一人ひとりに最適な治療法を追究し続けるために、クラウドファンディングへ挑戦します!

プロジェクト名:
腎臓病の遺伝子解析から、病気と遺伝子のかかわりを探り続けるために

プロジェクト代表者:
東京医科歯科大学 腎臓内科  森 崇寧/蘇原 映誠

クラウドファンディング実施期間:
2023年2月1日(水)9:00 ~ 2023年3月31日(金)23:00(58日間)

目標金額: 
【第一目標】10,000,000円 -達成-
【第二目標】15,000,000円 

プロジェクトページURL:
https://readyfor.jp/projects/tmd-kid

プロジェクト内容:
東京医科歯科大学腎臓内科では、全国にも先駆けて腎臓病の遺伝子解析を積極的に行っています。私たちは腎臓病診療を行う中で、より多くの腎臓病患者さんを助けるために “ 次にできることは何か? ” を日々模索してきました。
「同じような生活習慣なのに、腎臓が悪くなる人とならない人がいるのはなぜだろうか?」
そんな日常診療の疑問を抱える中で出会ったのが、患者さんの「遺伝子情報」でした。
そして少しずつですが、腎臓病と遺伝子のかかわりが明らかになりつつあり、慢性腎臓病(CKD)の少なくとも10人に1人は遺伝性腎疾患と判明しています。
 
遺伝子解析を継続し、一人ひとりに最適な治療法を追究し続けるために。

さまざまな腎臓病の背景を明らかにしていくにあたって、CKD患者さんの遺伝子情報をこれからも蓄積し、診療に活かすための「網羅的腎臓病診断パネル検査」の維持費を必要とし、
クラウドファンディングへの挑戦が始まりました。

プロジェクト開始より20日が経過し、私たちが想像していた以上に多くの方から応援のお言葉やご支援を頂いている状況で本当に嬉しく、また驚いております。

これまでに230名以上の皆さまからのあたたかいご支援をいただき、10日間という早い段階で目標金額の1,000万円に到達いたしました。これまで準備、広報、応援、ご支援など、あらゆる面でこのプロジェクトを支えてくださった全ての方々に心より御礼と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

これから終了日までにいただくご寄付も、引き続き腎臓病遺伝子解析研究のために大切に活用させていただきますが、大変僭越ながら残りの期間はネクストゴール(第二目標)として新たに1,500万円という金額を掲げさせていただきたいと考えています。

プロジェクト概要欄でも説明させていただいておりますが、慢性腎臓病(CKD)の原因となる遺伝子はある程度限られていることがわかってきています。現在のパネルでは頻度を問わず遺伝性腎臓病に関係する数百種類の遺伝子を網羅しており、その分解析に必要なデータ量やコスト、解析に要する時間等いくつかの課題を有しています。

追加目標資金で、CKD診療に特化したCKD専用のパネルを全く新しく設計し、運用までのフローを構築することを目指します。これにより、さらに短時間に、より多くの患者さんを対象とした一次スクリーニング検査が可能になることが期待されます。

なお、目標達成後ここから頂くご寄付についてはAll in形式となり随時ご寄付が成立して参ります。新しいパネルの構築へ向けて、引き続きのご支援を賜れますと大変ありがたく存じます。

本プロジェクトは3月31日(金)23時まで続きます。引き続きご寄付や応援、拡散のほど、何卒よろしくお願いいたします。