図14−13 網膜の信号過程。主要網膜器官からの細胞内記録。R,受容器; H,水平細胞;B,双極細胞;A,アマクリン細胞;G,神経節細胞。 左側の図:受容野の中心を光射したときの反応。右の図:受容野の周辺部分を 光射したときの反応。受容器と水平細胞の反応は過分極。双極細胞は受容野の 中心の光射により過分極し、周辺部分の光射により脱分極する。アマクリン細 胞は中心と周辺の光射により脱分極し、初めに活動電位のような発射を見せる。 スパイクは単一の瞬間的なもので、光射の始まりと終わりに生じる。最後に、 神経節細胞は、中心と周辺の光射により脱分極し。典型的なニュ−ロンのスパ イク発射を見せる。(Adapted from Dowling, Incvest.Ophthalm.,9,1970.)