東京科学大学小児科における研究開発の一環として、森尾 友宏 特別教授(研究開発代表者)が主導する「造血細胞移植後ウイルス感染症に対する多ウイルス特異的T細胞療法」に関する新規細胞培養法が、2025年9月25日に国際特許(PCT/JP2025/33758)として出願されました。
本発明は、大学院生の友田 昂宏、神谷 尚宏 講師、森尾 友宏 特別教授ならびに国立感染症研究所エイズ研究センターの立川 愛 室長との共同研究の成果であり、2024年9月に国内特許出願(出願番号: 2024-167547)後、JST(科学技術振興機構)の承認を得て出願に至ったものです。
本特許は、造血細胞移植後に発症する難治性ウイルス感染症に対する革新的な治療法の確立に大きく貢献することが期待されます。