結果

80大学のうち50大学から回答が得られた。
日本の医学部は、第二次世界大戦以前に設立された「旧」と、昭和40年代以降に設立された「新」に大別される。 カリキュラム的には、統合化がされている大学と、従来のology単位の教育が主流の大学とがある。また、寄生虫学・医動物学の教授が小講座・分野の主任を勤める大学と、准教授などが主任を勤める大学とがある。
分析に当たって、これらの事情が異なる大学を一括して分析を加えるのも意味あることであるが、分けて分析を加える方が、背景にある因子の解析に役立つものと考えられるので、必要に応じて大学群毎の分析結果を記載した。