潜水終了時から2日以上経っている場合は、減圧症症状が急激に悪化することはほとんどありませんので、慌てる必要はありません。
当院は減圧症の患者さん が多く混雑しておりますので、事前に予約をお取りください。治療装置の収容人数には限りがありますので予約の無い方は基本的にお受けできません。
※減圧症治療は、月曜日、水曜日、金曜日となっています。当日の混雑状況によっては、診察のみとなることもありますのでご了承ください。
【ご予約方法】
高気圧治療部の受診には、紹介状のご用意が必要です。 紹介状をご用意の上、事前予約をしてください。
事前予約についての詳細はこちらをご確認ください。
(病院web site:http://www.tmd.ac.jp/medhospital/index.html)
事前予約(予約センター):電話 03-5803-4655(平日 12:00〜16:00)
○電話で診察の予約してください。
予約の際、電話で簡単に症状や潜水の状況をお伺いします。また、耳鼻科的や整形外科的な問題を優先すべきと思われる場合は、先に近医、耳鼻科や整形外科の受診をお勧めすることがあります。
○問診票記入
自覚症状(いつから)、潜水した日と日数、潜水場所、最大深度、平均水深、水面休息時間、フライトの有無、潜水中のトラブル(急浮上、エア切れ、パニックなど)、decoの有無、安全停止が不完全だった、などをご記入ください。
○保険証、ログブックを必ずお持ちください。可能な限り潜水データと気になる症状をまとめてまとめておいて下さい。
→ダイビングプロフィール記入用紙
診察の結果、治療の必要なければ11時半頃に終了します。
減圧症と診断された場合、当日は診察と治療で8:30−17:00まで時間を要します。
(通常業務は平日のみです。緊急時以外は土日、祝日は装置が稼働していません。)
その後に初診受付となります。救急の入り口から入るとすぐに防災センター(警備員詰め所)があります。廊下の天井の案内板に従って左へ曲がると高気圧治療部があります。
高気圧治療部の受付でスタッフが初診受付の手続きをご案内します。
1階の総合受付で、診療申込書の「高気圧」に○をご記入のうえ、初診窓口にお進み下さい。紹介状をお持ちの方は、診療申込書と一緒にご提出 下さい。わからない事がありましたら「ご案内カウンター」でご相談ください。混雑時は手続きに30分ぐらいかかることがあります。
医師による診察、その他必要な検査を実施します。医師が患者さんの所見や潜水プロフィール、自覚症状、他覚所見などを総合して治療が必要かどうか判断します。
※混雑状況によって診察のみとなることもあります。
診察の結果、医師が再圧治療を必要と判断した場合、午前10時半〜11時半頃から再圧治療が始まります。
ロッカーに荷物を入れ、更衣室で治療衣(検査着のようなもの)に着替えてください。肌着や下着の上にはおってください。靴下は綿100%のものであれば大丈夫です。靴は専用のスリッパに履き替えてください。
治療開始までの間に、スタッフが酸素マスクの使い方や治療表のスケジュール、持ち込み品の注意点などをご説明します。再圧治療は通常は5時間を要します。治療が終了するのは4時〜4時半頃です。
再圧治療の後、再度医師の診察があります。診察終了後は、1階の計算窓口で会計をお済ませください。
【お持ち物について】
高気圧酸素治療中は持ち込めないものがあります。
それらをお持ちの際は、治療中は高気圧治療部内のロッカーに入れてください。
その他、ご不明な点はスタッフにお聞きください。 また、治療室内に手荷物を持ち込む際は、治療部内受付にて透明なビニールバッグを貸し出しておりますので、ご利用ください。
前回の受診で予約が入っている方は、10時に高気圧治療部へおこしください。診察後、治療となります。気になることがあれば医師にご相談ください。治療終了後に医師の診察があります。
通常の診療業務に支障をきたすため、患者さんからの問い合わせの電話は、直接医師におつなぎしておりません。緊急時以外のご相談は受診の予約をおとりください。