東京医科歯科大学皮膚科 分野概要

当講座は、皮膚に表現されるすべての疾患を対象とした教育、診療、研究を担当しています。

教育方針

卒前教育では、一般医として必要な皮膚の解剖学、生理学、免疫学、薬理学などの基礎知識とそれに基づく皮膚疾患の理解に重点をおき、外来での見学、ベットサイドティーチングを中心とした教育を行う。2014年度12月から「皮膚・アレルギー・膠原病」ブロック講義で皮膚科、アレルギー科のブロック講義を1週間担当している。
卒後教育は、専門医としての皮膚科学の基礎的知識の修得と臨床医としての技術・手技の習熟を行い、「皮膚科学から見る人間学」の研鑽をつむことを目標としている。

臨床上の特色

皮膚科学の臨床は、皮膚に表現される微細な変化から全身の生体状態を把握し、疾病の早期診断・早期治療を行うことにある。
外来・入院患者を通じて皮膚徴候の検出と理解の訓練、皮膚徴候からの内臓諸器官の機能の推測とその証明、皮膚疾患の原因・誘因の検出方法、外用療法、外科的手技を用いた治療、内科的治療を駆使して疾病の治療を行っている。

研究活動

皮膚に表現される疾患の全てを対象とする皮膚科学では、その研究対象が多岐にわたる。
当教室では種々の皮膚疾患の病因・病態を免疫学的アプローチにより解明することに努力している。
当教室のこれまでの研究業績を基盤として、免疫アレルギー疾患、腫瘍等の研究を行っている。

facebook


お知らせ

2022年9月14日
沖山奈緒子教授が、日本リウマチ学会のD2TRAを含む難治性リウマチ性疾患に対する研究推進プログラム研究助成に採択されました。
詳細はこちら
2022年9月14日
沖山奈緒子教授が、日本アレルギー学会サノフィ優秀論文賞を受賞しました。受賞論文はJournal of Investigative Dermatology誌に発表した、アトピー性皮膚炎を含む皮膚炎の免疫制御機構に関するものになります。
受賞論文はこちら
2022年9月7日
厚生労働省の自己免疫疾患研究班と強皮症研究班で、患者さん向け講演会をオンデマンド配信しており、当講座沖山奈緒子教授も『皮膚筋炎』の部で講演させていただいております。
詳細はこちら
プログラムはこちらから
2022年8月1日
患者さまへ:『結節性多発動脈炎全国疫学調査』について
詳細はこちら
2022年7月28日
患者さまへ:『特発性後天性全身性無汗症の皮膚の組織学的解析』について
詳細はこちら
2022年7月27日
患者さまへ:『皮膚筋炎・多発性筋炎の自己抗体同定』について
詳細はこちら
2022年7月14日
2022年度 東京医科歯科大学皮膚科研修プログラムについて
詳細はこちら
2022年6月6日
facebookに当科のアカウントを開設いたしました。当科に関する様々な情報をリアルタイムで発信してまいります。よろしければ是非ご覧ください。
詳細はこちら
2022年3月24日
患者さまへ:『好塩基球浸潤型アトピー性皮膚炎の臨床・病理学的特徴に関する研究』について
詳細はこちら
2020年10月27日
患者さまへ:『染毛剤アレルギーにおける痒疹反応の病態解析』について
詳細はこちら
2015年10月30日
ホームページをリニューアルしました。
お知らせ一覧へ

pagetop