2007 lecture series
69th IBB Seminar
機能性タンパク質合成を目指して
−ペプチド結合の切断と形成−
講師: | 大高 章教授 徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部 分子機能設計学分野 |
日時:平成19年4月20日(金) 16:00〜18:00 会場:東京医科歯科大学 生体材料工学研究所ゼミナール室(3階) |
Abstract:
膜蛋白質の機能解析は、ポストゲノム時代における重要な研究課題である。合成化学的な側面からの蛋白質機能解析方法論の創出を目指してアミド結合の切断を基盤とした新たなペプチド(蛋白質)分子の創製を指向した研究を展開してきた。本講義では、膜担体を利用した膜ペプチドの合成、N-Sアシル転位を利用したペプチドチオエステルの合成、外部刺激応答型ペプチド結合の切断とペプチド機能のスイッチングについて演者らの取り組みについて概説する。