C棟の外観をドローンで撮影した映像をご紹介します。
C棟の外観をドローンで撮影した映像(2分30秒/BGMなし)
C棟の外観をドローンで撮影した映像をご紹介します。
C棟の外観をドローンで撮影した映像(2分30秒/BGMなし)
C棟の外観をドローンで撮影した映像(1分10秒/BGM入り)
2023年10月1日にオープンしたC棟への患者さんの移送作業が10月1日朝9時からスタートしました。100人以上の職員が力を合わせて、重症患者さんを無事に旧病棟からC棟に移送することができました。
移送作業の準備を進めてきた移転実施本部長の植木穣病院長補佐にお話を伺いました。
植木穣病院長補佐 ER-ICU:9名、G-ICU:8名、ER-HCU:7名で、合計24名です。
植木穣病院長補佐 とにかく、事業そのものの規模が大きかったことです。関係する人や部門も多く、扱う内容も多岐に渡りました。私自身のこれまでの知識や経験では、全く理解できないこともたくさんありました。それでも、私は移転事業を率いる立場にありましたので、日々新しいことを吸収し、細部まで理解を広げるように努めました。その上で、その一つ一つの事項が全体像に与える影響というものを常に意識するようにしました。自分なりに全力を尽くしてきたつもりではいたのですが、それでも至らないところが多々あり、最後は仲間たちに助けられながらやっとゴールできたという印象でした。
植木穣病院長補佐 この移転事業は、東京医科歯科大学の名の元に行う最後の大型事業であると常に高い意識をもって取り組んで参りましたが、事業の規模、対応期間、業務内容のいずれも膨大なものであり、多くの壁にぶつかって来ましたので、最後の患者さんの移転が完了したときには、何とも言えない安堵感と達成感がありました。今後、C棟は、東京医科歯科大学の世界に誇るべき素晴らしい医療を患者さんや社会に届けていく拠点になるわけですから、そこへの移転という第一歩のお手伝いをできたことを誇らしく思うと同時に、多くの仲間たちと協力して走り切ることことできたことに大きな意味を感じております。そして何より、本事業に関わってくださった全ての方に感謝しております。ありがとうございました。
朝礼で挨拶する植木穣病院長補佐
朝礼のようす
朝礼のようす
旧病棟での移送準備
旧病棟から移送開始
旧病棟から移送開始
C棟ICUに到着
C棟に設置している災害時対応設備についてご紹介します。
地震発生時に揺れを吸収し揺れを建物に伝わらないようにしてダメージを少なくする免震装置がC 棟地下2階から下に設置されています。
鉛プラグ挿入型積層ゴム支承 15 基・ 天然ゴム系積層ゴム支承 10 基
安定した復元力特性を持つ天然ゴム系積層ゴム支承と中心部に減衰
機能を発揮する鉛プラグを封入した鉛プラグ挿入型積層ゴム支承
弾性すべり支承 10 基
天然ゴム系積層ゴムの下部にすべり材を装着した「積層ゴム」と「すべり板」で構成
減衰こま 6 基
こまの軸方向の回転運動と回転部に充填された粘性体の抵抗で揺れのエネルギーを吸収
非常用発電機800 キロワットが2台、重油タンク5万リットルを設置しており、約96 時間(4日間)の停電でも材料部を含め医療行為を継続できるように防災機能を強化しています。
災害時には地下1階と1階のエントランスホールやホール部分をトリアージエリア及び臨時病床エリアとして想定しており、壁に医療ガス設備・非常用コンセントを用意しております。この設備の下にストレッチャーを付けて処置が可能となっております。
感染患者に対応するため、陰陽圧切替え可能な処置室、診察室を地下1階救急外来に2 部屋、病室を3階と5階の病棟に4 部屋ずつ整備しています。
2023年9月18日(月)、東京医科歯科大学C棟にて「東京医科歯科科大学病院C 棟完成披露式典」が開催されました。当日は、東京都を始めとして文京区、江東区、文部科学省、保健所、医師会、歯科医師会、C棟建設に関わった関係者の方々にご臨席いただきました。
機能強化棟(C棟) の地下から地上7階までの構造をご紹介します。
東京医科歯科大学C棟(機能強化棟)に世界各国の言葉で「こんにちは」のメッセージであしらわれた階段装飾が設置されました。
この階段装飾は大学職員によるアイデアに基づき設置され、大学間および学部間等の国際交流協定を締結している33ヵ国の26言語および日本語の計27言語の「こんにちは」のメッセージが装飾されており、本学の新たなる玄関として国内外からの人々を迎えています。
本学へお越しの際には是非ご覧ください。
D棟に⾄る階段
2023年5月26日より、東京医科歯科大学病院入口までの道順が変わりました。
詳細は、病院内の案内表示や下記の動画をご覧ください。
NOW! 機能強化棟の5階に設置される集中治療部は、全てのベッドが個室になりますが、スタッフの目が行き届くように、ガラス張りの壁で病室内の患者さんの様子をしっかり管理できるように設計されています。その他にも様々な工夫や試みが施されていますので、これについて集中治療部のスタッフに伺いました。