口腔保健学科4年生(上級生・教える側)からの本プログラムへの評価
平成21年度口腔保健学科4年24名、回答24名、回収率100%
体験実習は、3年生にとって教育効果が高いと思いますか
体験実習は、4年生にとって教育効果が高いと思いますか
体験実習に興味が持てましたか
体験実習の内容は将来役に立つと思いますか
体験実習を体験したことにより、ほかの講義や実習に対する興味を深めることができましたか
体験実習をもっとやりたいですか
体験実習は今後とも継続するべきだと思いますか
3年生にとって有意義だと思うこと
- 口腔ケアにおける診療の仕組み
- 臨床の場での清潔・不潔の区別
- カルテの見方(主訴や既往歴をカルテから読み取る)
- 問診の重要性
- バキュームの方法
3年生に教えたかったこと
- ミラーテクニック
- バキュームの操作方法
- 適切な器具・器材の選択方法
- 実際に来院される患者さんの処置の流れや、全身疾患や服用されているお薬など注意する点について
- 患者さんは不快だと思っても、がまんしてしまう方がいるので、基礎実習では、どんな些細なことでも心地よくないことは術者に教え、改善するようにすること
体験実習の良かった点
- 自分自身の知識内容や技術面を再度考えなおす機会になったこと
- 3年生に質問された内容で、普段自分が気づけないことに気づけた
- 3年生が見ているため、普段よりさらに姿勢やスケーラーの動かし方を意識した
- 補助者が常にいたので、記録やスケーラーを取りに行ってもらえたので、スムーズに行えた
- 早期に臨床の現場を見ることでモチベーションが上がると思った
体験実習の改善すべき点
- もう少し、早く来てカルテを見たり、患者さんについて説明したり、3年生が何を学びたいか、こちらが聞いたりする時間が必要
- アシストにつく3年生に教える4年生がもう一人必要だと思った。1対1だと患者さんに意識が集中していしまい、なかなか教えてあげられない
- もっと少人数で来てもらいたい
体験実習の感想
- 自分が3年生の時のことを考えると、臨床にでることは非常に不安なことなので、早いうちに若干でもそういった雰囲気を味わっておくことは重要だと思います。
- 臨床実習前に実際の様子を見学できるのはとてもいいと思った。3年生も積極的に質問してくれ、自分の実習について振り返る機会になった。
- 先生に見られているのとはまた違った緊張感があり、また、自分の知識の曖昧な点や診療の反省点にも気付くことができました。
- 自分の技術や歯磨き指導を見られながら行うのが初めてだったので、もっときちんと丁寧に行わなければならないと反省することができた。また、教えることによって自分でも確認しながら行うことができて良かった。