口腔保健学科3年生(下級生・教わる側)からの本プログラムへの評価

平成21年度口腔保健学科3年20名、回答20名、回収率100%

実習目的を達成できたと思いますか

【実習目標】
臨床現場における実習を通して、上級生のアシスタントを行い、臨床上必要な知識や患者さんへの対応を学ぶ。
3年後期から始まる臨床実習に向けて、具体的な目標を持つ。

     

  • 学生の意見
  • 自分が臨床に立った時のイメージが見え、モチベーションが上がったと思う。
  • 実際の診療内容を知ることができ、自分に足りていないことを知ったり、どのようなことをしているか具体的にわかった。
  • 実際に4年生の先輩の診療を見て自分の歯科衛生実施指導記録の書き方が足りないことに気づいたので、今後それを直していく。
  • 技術や知識ももちろんだけど、患者さんとのコミュニケーションの仕方が私の一番の課題だと分かりました。

患者さんの全体像は把握できたと思いますか

     

  • 学生の意見
  • 見学しているだけではなく、実際に診療補助することによって把握できた。
  • カルテを見たり、先輩と患者さんのやり取りを聞いたりして、大体の全体像は把握できましたが、もっと細かいところまでつかんでおくべきだったと感じました。たとえば、全身疾患、薬歴で治療時の注意などは前もって把握するべきだったと思います。
  • 健康課題を抱えた患者さんから、現在の状況などを聴くことができた。

実習の流れを実践的に学べたと思いますか

     

  • 学生の意見
  • 患者さんへの対応はもちろん、技術的なこと、後片付けなど細かいことも先輩に指導してもらったので学べたと思う。
  • 4年生が丁寧に教えてくださったので、流れをよく理解することができました。
  • 相互実習では感じることの出来ない実際の臨床の現場に立つことで、所要時間や診療の流れなどがよく分りました。

体験実習に興味を持てましたか

     

体験実習の内容は将来役に立つと思いますか

     

体験実習を体験したことにより、ほかの講義や実習に対する興味を深めることができましたか

     

体験実習をもっとやりたいですか

     

体験実習は今後とも継続するべきだと思いますか

     

4年生から教えてもらって有意義だったこと

  • カルテの見方、書き方。
  • 診療の大まかな流れ(患者誘導の仕方や問診・処置など)
  • 実際の臨床での片づけ方。
  • コミュニケーションの取り方や患者さんに対する気遣い。
  • 事故を未然に防ぐため、常に気配りをすること。

自分が4年生になってから、3年生に教えたいこと

  • 診療の流れ(受付からカルテ記入まで)。
  • 患者さんとの接し方。
  • 歯磨き指導の方法(どのように説明したら分かってくれるか)。
  • 患者さんにとって何が必要で、何が不要なのか、話の内容、患者さんの状態から常に考えるようにすること。
  • 知識をしっかり身に付けた方が良いということ。

体験実習の良かった点

  • 4年生を見ることで、1年後の自分はこうならなければならないとわかる。
  • 自分にとっての課題を見つけることができた。
  • バキュームや記入など、実際に補助業務を体験できた。
  • 先輩が気づいたことなどをいろいろ教えてくれ、わからないこともあればすぐに聞けた。
  • 患者さんと話をする機会があり、後期の実習に向けてモチベーションを上げることができたように思う。

体験実習の改善すべき点

  • もっと早く実施してほしかった。
  • 診療室の広さに対して、中にいる人の人数が多すぎる気がした。
  • バキュームの仕方など実践してる時に指導してもらいたい。

体験実習の感想

  • これからの実習で、自分が何をして、何をさらに学ぶ必要があるかを確認することができた。
  • 4年生と話をすることができて良かったと思う。アドバイスなどももらえ、今後の実習にも生かすことができると思う。
  • 診療補助がとても自分のためになった。
  • 幅広い知識を身につけておくことが必要だと感じた。
  • 雰囲気を肌で感じるという点においては非常に有効な実習だったと思います。