目的及び使命・沿革

目的及び使命
歯科技工士とは、歯科医師の指示により、義歯、充填物及び小児、矯正装置を製作することを業とする歯科医療の重要な一分野を担う技術者である。
近年、歯科医療はとみに進展複雑化し、その一翼を担う歯科技工士に対する期待はますます強くなっている。
本校は、この歯科技工士の資格を得るために必要な専門教育並びに技術を習得させることを目的とする。

沿 革
東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校は、昭和27年に我が国唯一の国立歯科技工士養成機関として創設された。
その歴史は本学の草創期へとさかのぼることができ、大正8年、当時一ツ橋にあった文部省歯科病院において、歯科技工手養成が始まっている。
昭和4年に官制による歯科技工手養成科が設置されており、昭和27年には、歯学部附属歯科技工士学校が設置された。
歯科技工士の有資格者を対象として、優秀な人材の育成をねらって、昭和32年に実習科が設置された。75年近くの伝統を持ち、多数の人材を斯界に送っている。
なお、平成7年3月の卒業生から「専門士(医療専門課程)」の称号が付与されるようになり、社会的な評価の向上が期待される。

基礎実習 基礎実習作品

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