東京医科歯科大学

新カリキュラムについて


受験生の皆さんへ重要なお知らせ
歯学部歯学科では、医歯学融合教育を行うための歯学科カリキュラムを2011年度より導入します。主な点をまとめたものを提示します。
注意事項
2011年度入学生は対象カリキュラムが、現行カリキュラムと並走するため、
 
1.一部移行系となります。
 
2.より良いカリキュラムへ向けてアンケート等の協力が求められます。
 
3.その結果、カリキュラムは一部変更になる可能性があります。


医歯学融合教育を行うための歯学科カリキュラムについて
  医歯学融合教育を基盤とし、基礎と臨床の総合型講義と実習、歯科医療に必要な臨床医学が中心のカリキュラムは、従来の細分化された科目の講義や実習の形態ではなく、モジュール制という大きな枠組みの中で履修するスタイルとなっています。
  問題を認識することから、問題解決の方法を養うため、自学自習の態度と論理的思考能力とが身につくよう、本学の教員が議論を尽くして作り上げたカリキュラムです。多くの教員は歯学部出身ですので、自分たちが学生のときに感じたこと、その後の教育の中で感じてきたこと、国際的にみて本学の歯学部の専門教育はどうあるべきか、これから歯科医師となるために何が必要か、そういったことを考えながらこのカリキュラムは作られています。
  特徴的なモジュールとして、3年次から5年次までの学生が、学年を超えて興味のある内容を学べる学年混合選択セミナー。歯科に関するトピックを基礎と臨床の両面から同時に学べる課題統合セミナーなどがあります。また、研究実習は、自分の興味の持てる基礎あるいは臨床の研究分野での研究活動の入門編です。この実習は大学内および学外も含めて、最長4ヶ月間行うことも可能です。すばらしい研究成果を挙げて、外国や国内の学会で発表する機会も提供されることがあります。臨床実習前の実習は3ヶ月間、そして最終学年の包括臨床実習へと続き、いよいよ臨床家として技術と知識の研鑽の場となります。できるだけ多くの患者さんに接し、医の倫理、コミュニケーション、包括歯科医療の理論と実際を身につけてください。
  本学歯学部は学生数に対して非常に多くの教員がいます。ほとんどは自らの研究の.専門分野で、国際的にもリーダーシップのとれる研究者でもあり、患者さんから信頼と尊敬を集める臨床家でもあります。このようなすばらしい先生方を目標として、将来はさらに自らが臨床家として、研究者として飛躍できるよう充実した学生生活にしてください。
新カリキュラム


2010年度入学カリキュラムと2011年度入学カリキュラム(新カリキュラム)の比較
 
1.医歯学融合教育を行います
 
2.教養部での教育が2年間から1年間になります
 
3.基礎医歯学教育、臨床歯学教育の期間が長くなります
カリキュラム比較図



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