基礎看護学U
Fundamental Nursing U
齋 藤 や よ い
1 科目の概要
看護学専門科目に共通する基本技術を学ぶ。
2 教育方針・教育目標
日常生活行動の援助を中心に、技術の科学的根拠となる基礎的知識と具体的な方法を理解する。
3 教育内容
回数 |
日 時* |
項 目 |
内 容 |
担当者 |
1 |
5/9(金) 3 |
コミュニケーション |
看護技術としてのコミュニケーション方法 |
齋藤 |
2 |
5/9(金) 4 |
環境 |
病床環境とベッドメーキング |
齋藤 |
3 |
5/16(金) 3 |
バイタルサインズ |
生命徴候の客観的観察方法(体温、血圧、脈拍、呼吸、意識の見方) |
齋藤 |
4 |
5/16(金) 4 |
休息と運動 |
安楽な体位とリラクセーション、体位交換 |
齋藤 |
5 |
5/23(金) 3 |
清潔 |
身体各部の構造に基づいた清潔ケアの方法 |
齋藤 |
6 |
5/23(金) 4 |
食事 |
食事の意義と食事援助方法 |
齋藤 |
7 |
5/30(金) 3 |
排泄 |
排泄の意義とニーズに応じた援助方法 |
齋藤 |
8 |
5/30(金) 4 |
安全を守る技術 |
医療事故の現状と,患者の権利と責務 |
齋藤 |
*日時は変更する場合がある。4/10(木)に配布する,基礎看護学開講科目日程表を参照のこと。
〔単位〕必修1単位
〔場所〕保健衛生学講義室4(医歯学総合研究棟7階),実習室1(同17階)ほか
4 教科書・参考書
坪井良子他:考える基礎看護技術T,ヌーヴェル・ヒロカワ、2005
坪井良子他:考える基礎看護技術U,ヌーヴェル・ヒロカワ、2005
川村佐和子他:基礎看護学,ヘルスアセスメント,MCメディカ出版、2006
菱沼典子、小松浩子:看護実践の根拠を問う、南江堂、2007
その他テーマに関連した参考図書を随時紹介
5 他科目との関連
基礎看護学T,基礎看護学演習Tの他に,学習の基礎となる教養の自然科学系,社会学系の科目,特に人間科学,社会学,心理学,哲学などを学習しておく。
6 受講上の注意
看護学の基礎となる理論や概念を学ぶために,柔軟な思考力が必要となる。これまでの学習経験や生活体験,社会体験を踏まえ,幅広い分野の書物に触れ,社会情勢にも関心を持つことが望ましい。
7 成績評価方法
単元毎の課題レポート,学期末筆記試験,および出席状況により評価