- 実験室の利用
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(1) 実験に必要な器具・消耗品は、利用者が準備する。
(2) 実験に必要な準備、実験後の整理、清掃は利用者の責任で行う。
(3) P3 実験室(6階)利用者は、予約の上、作業終了報告を日毎に記録する。
(4) P1 実験室 (5階) はRNA専用室である。RNase ならびにRNaseを用いた試料、器具の持ち込みを厳禁する。
- 設備機器の使用
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(1) 設備機器を初めて使用する場合は、センター教官の許可を得て使用する。
(2) 予約表が設けられている機器を使用する場合は、予約を行い、使用の都度、使用記録簿に必要な事項を記入する。
(3) 機器に不調の箇所がある場合には、直ちにセンター教官に連絡し、不調のままで使用してはならない。
(4) 機器使用に伴う消耗品は、利用者の負担とする。
- 持ち込み機器
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(1) 利用者がセンターに持ち込む機器類は必要最小限のものとし、実験当日限りを原則とする。
(2) 持ち込み機器には、利用者の氏名、所属及び電話番号を明記する。
(3) 持ち込まれた機器は共有機器の取り扱いとする。
- 環境管理
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(1) 利用者は、実験上の安全取り扱いの責任が、利用者自身にあることを充分認識し、実験室の汚染防止に努力しなければならない。特にバイオハザードの実験では、自身ばかりでなく周囲に対しても危険が及ばないよう充分な配慮のもとに実験を行うこと。
(2) 実験室の清潔・整頓に常に留意しなければならない。バイオハザード、微生物を用いた実験の際には器具・廃棄物等の滅菌、実験台・手指等の消毒をかならず行うこと。
(3) 日毎の作業終了時には必ず清掃をし、実験台上に物を置かないこと。実験室の汚染が著しい場合には、一定期間利用の停止を求めることがある。
(4) 排水は東京医科歯科大学廃液等管理規程を遵守して行うこと。P3 実験室の排水はオートクレーブをかけた上で排水すること。その際、P3 実験室の流しを使用してはならない。
(5) 実験室での飲食・喫煙は厳禁する。
- 危険時の措置
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(1) センターにおいて、地震、火災等の災害の発生またはその恐れのある事態を発見した場合は、直ちに付近にいる者にその旨を知らせるとともにセンター職員に次の各号の事項について的確かつ迅速に通報しなければならない。なお、時間外 ( 午後5時から翌朝8時30分までの間 ) にあっては防災センター ( 内線 4710 ) に連絡しなければならない。
危険事態が発生した時刻及びその場所。
危険事態の種類(火災、人身事故等)。
危険事態の内容(発生状況、拡大性の有無、死傷者の有無)。
通報者の所属、氏名。
(2) 利用者は、危険事態が発生したときは次の各号に掲げる措置を講じなければならない。火災に関しては通報を行うとともに、可能な限り初期消火に努める。実験をはじめる前に消火器の位置を確認しておく。身体に危険を感じた場合は、直ちに脱出すること。
- 附 則
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この利用心得は、平成10年 7月 1日から施行する。