研究プロジェクト
M&D分野データ分析のための方法論開発
M&D分野のデータ分析のための生物統計学的な方法論の開発を行っています。特に地理・時間情報を利用した空間疫学研究、感染症サーベイランス・モニタリング、複雑かつ精緻でない医療リアルワールドデータ(RWD)分析、多元的なエビデンスやモデルの統合に向けたメタアナリシス、ダイナミックモデリングなどにおける問題解決のための新たな統計的方法の開発とともに、実践的な応用研究、普及に向けたソフトウェアの開発も進めています。

新型インフルエンザ発生時におけるNYC保健局サーベイランスデータ解析

用量反応関係のメタアナリシス
(コーヒー摂取量と大腸がんの関係)
実践的なM&D領域研究の推進
医学・歯学・医療分野の専門家と協力し、M&D領域の研究の発展・さらなる向上を目指した共同研究を推進しています。臨床研究・試験、観察研究、基礎実験研究など様々な研究において、研究設計から統計解析まで協業し、実践していきます。さらにデータサイエンスとしての視点から、新たな横断的研究の提案と実践、健診・検査・診療データなど、M&Dデータの有効的な活用研究の推進も目指しています。