和田勝教授の新教科書 『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』

本学教養部の和田 勝教授による著書『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』が羊土社から出版されました。

生物学は、医学・歯学学ぶためには必要なベーシックな知識であるにもかかわらず、かなりの学生が入試科目として選択せずに、ナイーブな状態で入学してきます。時には、タンパク質とDNAの区別もつかない学生がいるという嘆きを耳にすることもあります。

このたび和田教授は、こうした学生にも手に取りやすい入門用の生物の教科書『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』を、これまで行ってきた教養部での生物学の講義をまとめて作りました。ゼロから学べる楽しい生物学!という謳い文句で、高等学校の生物学の内容をフォローしながら、大学の1,2年で学んでほしい生物学・細胞生物学の内容をカバーするようにして、読める教科書を目指して書かれたということです。図もたくさん載っていて、とっつきやすい内容になっています。

学生でなくても、もう一度生物をおさらいしてみようという人にも、リンネやダーウィン、メンデルから説き起こしてあるので、読める本になっています。