後期・月曜日4時限木曜日3・4時限(前半7週のみ)(変更20110708)
計算機実習室(ヒポクラテスホール2階)
保健衛生学科・口腔保健学科1年生
50名以内
数学は、自然科学や社会科学など諸分野に現れる様々な問題を解決するために非常に有益な道具を与えてくれるが、現実の問題は非常に大規模で複雑であることが多く、特に代数的手順や解析的解法などの手計算だけで解ける問題は非常に限られているため、計算機の助けを借りて問題解決に望む必要がある。この授業では、実際に計算機を用いた演習を交えながら、数式で記述された問題に対する計算機を用いた解法の概要を述べる。
前期の情報科学で学んだBASIC言語の基礎知識を前提として、プログラムとしてもまた数学的にもやや高度な内容に挑戦してもらう。主に計算機による演習によって進める。
計算機を用いた数学問題の解決方法について理解する。
基本的な数学の問題を計算機プログラムによって解くことができるようになる。
第1〜2回 | 計算と計算機の歴史と仕組み(講義) |
第3〜5回 | 数列と漸化式、繰り返し計算 |
第6〜8回 | 整数の問題 |
第9回 | BASICグラフィックスの復習 |
第10〜11回 | 平面図形の運動 |
第12〜13回 | 乱数を使ったシミュレーション |
第14〜15回 | 総合演習 |
出席状況(25%)と課題への取り組みかた(75%)により総合的に評価する。期末試験は行わない。
教科書は特に指定しない。必要な教材はプリントまたはBlackboardで配布する。
(注意1) 本科目と「S・BASIC言語」は、ともにBASICプログラミングに関する授業であるので、 どちらか一方のみを受講可とし、同時に受講しても一方の単位のみを認定する。
(注意2) 本科目は、前期開講の情報科学の補講コースを兼ねている。 情報科学が不合格となった学生は、必ずこの科目を履修すること。 ただし、補講コースの学生に対しては、本科目の単位は認定しない。 また、本科目の成績が一定の水準に達しない学生には、情報科学の再試験の受験を認めない。