第2回東京医科歯科大学―早稲田大学連携ワークショップが開催される!

第2回東京医科歯科大学―早稲田大学連携ワークショップが開催される!

 平成29年11月29日に東京医科歯科大学M&Dタワー26階特別会議室にて標記ワークショップが開催されました。本ワークショップは、平成25年に締結した大学間協定の趣意に基づき、お互いの大学にない分野を補完し、両大学の教員がより水準の高い研究教育に取り組むことを目的としており、7月12日に早稲田大学で開催された第1回に続いて今回で第2回目の開催となります。(第1回のニュース記事はこちら

 第2回の今回は「難病・再生医療・医用工学・ロボット」をテーマとして、臨床医学への応用を目指したテーマでの講演・ディスカッションが行われました。開催校である本学の吉澤靖之学長による開会の挨拶に続く第1部では、本学の大学院医歯学総合研究科 森尾友宏教授(原発性免疫不全症)と生体材料工学研究所 川嶋健嗣教授(手術支援ロボット)、そして早稲田大学の先進理工学部 武岡真司教授(ナノシート)と創造理工学部 岩田浩康教授(医療ロボット)がそれぞれ講演を行い、熱心な参加者からの質問に答えました。
 また第2部からは早稲田大学の鎌田薫総長が出席され、本学企画・大学改革・国際展開担当理事の烏山一教授と早稲田大学研究推進担当理事の石山敦士教授による進行のもと、早稲田大学副総長・常任理事の橋本周司教授、東京医科歯科大学産学官連携・研究展開担当理事の渡辺守教授がそれぞれの大学の取り組みについて話題提供を行いました。早稲田大学創造理工学部総合機械工学科の梅津光生教授、先進理工学部生命医科学科の大島登志男教授および本学研究・評価担当特命副学長の木村彰方教授が両大学の連携に向けてコメントを述べたのち、参加者を交えた濃密な討論が行われました。

 今回のワークショップも両大学の個々の研究室の活動や大学としての取り組みについて知る良い機会となり、引き続きワークショップを継続し議論を重ねながら、両大学の新たな連携関係の構築に向けて協力していくこととなりました。

挨拶をする吉澤靖之学長

講演を行う森尾友宏教授

講演を行う川嶋健嗣教授

議論に耳を傾ける早稲田大学 鎌田薫総長
        本学 吉澤靖之学長

第2部のファシリテーター・情報提供
(右から)早稲田大学 石山敦士理事
     本学 烏山一理事
     早稲田大学 橋本周二副総長・常任理事
     本学 渡辺守理事

第2部のワークショップでの質疑応答のようす

会場のようす