グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




最新の取り組み

2014年7月4日付の科学新聞を転載致しました。


研究成果のスムーズな社会還元体制を構築

 本学は、医療系総合大学の強みを活かし、研究のフォーカスも単なる基礎研究だけでなく、基礎研究をいかに臨床に応用し、医療を向上させるかが重要なポイントになります。すなわち、本学のミッションである「知と癒しの匠を創造する」は研究に特化して考えると以下の5Cに集約されます。
 人類の健康と福祉に貢献(contribute)するため切磋琢磨(compete)し、国際的に最先端の基礎研究・臨床研究を展開するための研究拠点(center)を形成し、生命科学や疾患に関する新しい知の創造を行います。さらに患者のQOL向上のため、得られた知を産学連携(collaborate)活動を通して、新しい医療技術や治療法の開発など実用化を推進すること。これらの活動を通して、若手研究者、女性研究者の育成(cultivate)を行うこと。
 このミッションを迅速に達成するには、研究環境の整備が必要となります。ここでいう研究活動の整備とは単なる研究施設の拡充、関連大型機器の整備、研究支援者の確保だけを指すのではなく、倫理性の高い、透明性の高い研究をするためのルール作り、コンプライアンス体制の整備などにより研究者が安心感をもって研究を行える環境作りも意味します。これまでも本学はこれらの整備を行っていまいりましたが、教員が安心して、効率的に質の高い研究ができるような、さらなるサポート体制を構築していきます。
 

医療イノベーション推進センター

 特に、本年度は質の高い研究シーズを迅速に形あるものとして社会に出していけるシステムの構築を目指しています。学長の強いリーダーシップのもと、新しい組織である「医療イノベーション推進センター」を立ち上げます。このセンターでは、厳選された質の高い研究成果の出口戦略(事業化、企業へのライセンシング、ベンチャー創設など)を考えて、さらなる研究を展開していきます。そのため本センターには、特許、契約、生命倫理はもとより、レギュラトリーサイエンス、薬事、医師主導治験の専門家、経験者を配置します。すなわち、研究成果のインキュベーションによる付加価値の向上を図ることにより、迅速な実用化、事業化を追求していきます。
 これまで本学ではURA組織の構築、民間企業からの大学院特別研究生受け入れ、アカデミア版医学系COI(利益相反)マネジメントガイドライン策定と普及、medU-netの幹事校としての産学連携ネットワーク作り、知財人育成プログラムによる社会人教育などを行ってきました。
 今後ジョイントリサーチ講座における民間企業と教員との共同研究など、本センターの効率的な運営を行い、社会に貢献したいと考えております。ぜひとも関連企業の方々との実のある連携を目指していきたいと考えておりますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。