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ホーム  > 総合外科学分野  > 診療  > 乳腺外科(ブレストセンター)  > 乳腺腫瘍の診断と治療の流れ

乳腺腫瘍の診断と治療の流れ

当科における乳腺腫瘍の診断と治療の概要です。


乳腺腫瘍の診断

 まず、マンモグラフィ、超音波検査を行います。病理検査が必要な場合は、超音波検査の際に針生検を行います。前後して造影MRIを施行し、術式を決定します。乳癌の診断が確定した場合は、PET-CTまたは造影CTにより遠隔転移の有無を確認します(早期乳癌の場合は施行しない場合もあります)。

乳癌の治療

 ステージ0乳癌(非浸潤性乳管癌)に対しては、手術を行います。通常薬物治療は不要です。
 ステージⅠ乳癌(腫瘍径2㎝以下、リンパ節転移なし)に対しては、手術を先行して行います。病理結果に応じて、抗がん剤治療、内分泌治療、放射線治療を行います。
 ステージⅡ~Ⅲ乳癌(腫瘍径2.1㎝以上、またはリンパ節転移あり)に対しては、手術先行する場合と、手術前に抗がん剤治療を行う場合に分かれます。手術前に乳癌を小さくしてから手術を行ったほうがメリットが大きい場合は、手術前に抗がん剤治療を行うようにしています。
 ステージⅣ(肺、肝、骨など他臓器に遠隔転移がある場合)に対しては、薬物治療(抗がん剤治療、内分泌治療)を行います。基本的には手術を行いませんが、乳癌からの出血がある場合、痛みの原因になっている場合には、手術を行うこともあります。

乳癌の術式

乳癌の術式は、大きく3通りあります。
1 (胸筋温存)乳房切除
2 乳房部分切除、乳房温存療法。
3 皮膚温存乳房切除:乳房再建を伴う場合に行います。
乳癌の進行度により、2,3は適応できないこともあります。

術式のイメージです(WMVファイル)


乳癌以外の乳腺腫瘍の治療

 乳癌以外の乳腺腫瘍は、切除が必要なケースは多くはありません。ただし、腫瘍径が大きいもの、大きくなる傾向のあるもの、針生検では良悪性の判断が難しいものは切除が必要になることがあります。それぞれの症例ごとに対応します。