グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




研究内容

本研究は、頭頸部・食道扁平上皮癌(SCC)の臨床検体をバイオリソースセンター(BRC)と連携しながらバンキングおよび解析するシステムを構築した上で、クリニカルシークエンスを通した個別化医療(Precision Medicine)を実践するための体制を整備することを目的とする。
頭頸部・食道SCCは外科手術や集学的治療が実施されていますが、高い浸潤性とリンパ行性転移から予後は極めて不良であるため、扁平上皮癌臨床研究アクトを部局横断で推進し、個別化医療を実現させることが必要です。
次世代シークエンサーを用いて頭頸部・食道SCCのホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)アーカイブにおけるゲノム異常のスクリーニングを行いエビデンスの蓄積をすすめるとともに、凍結組織および血液検体の採取・蓄積を疾患バイオリソースセンター、腫瘍センター、長寿・健康人生支援センター等との緊密な研究連携体制のもとに継時的に行い、がん組織のシークエンスのみならず、 Circulating Tumor Cells (CTC) 解析やcell free DNA (cfDNA)のdeep sequencingを行います。さらに網羅的DNAメチル化解析に発現アレイ解析を組み合わせたエピゲノム異常を検索し、各種オミックス解析と発現ベクターあるいはsiRNAの遺伝子導入技術を基盤とするin vitro/in vivo機能解析を試みます。
一方、がんの臨床では、正確で安全なクリニカルシークエンス実現の観点から精度管理が重要となってきますが、医学部、歯学部、ならびに両附属病院とも連携して、TMDUにおいても適正なクリニカルシークエンスを実施できる体制の基盤整備を進めます。