
本事業は、我が国の大学等研究機関による計画的な研究者交流を支援することにより、アジアを中心とした国々との研究者間のネットワークの形成・強化、当該地域における高度人材育成および科学技術コミュニティの形成等を目的としています。
【平成21-22年度】
東南アジア国際医療ネットワークの構築
事業推進責任者:大学院医歯学総合研究科 田上 順次 教授
本事業の目標は、若手研究者の人材育成をおこない、日本を中心とした医歯学領域の国際医療ネットワークを東南アジア諸国に構築することです。若手研究者を継続して支援していくことで、保健医療分野の研究の推進、高度専門医療人の育成、医歯学領域の研究・教育・臨床における国際化の推進、教育者・研究者・医療人の国際ネットワークの形成・強化を図ることができます。
本学は数多くの東南アジアの大学と学術交流協定を締結しています。また、東南アジアには、本学で学んだ帰国留学生が多く、医師・歯科医師(病院・診療所・歯科診療所)、大学教員(医歯学教育)、保健省の役人(医療行政)、研究者として現地で活躍しているので、継続した連携をとっていくことが可能です。
東南アジア諸国は、医療を取り巻く諸環境(社会経済状況、教育レベル、有病状況、医療システム等)が似ていて、医療ネットワークを形成しやすいと考えられます。
平成21年度第1回の事業目標としては、対象国としてタイを選定し、本学の大学院医歯学総合研究科で学位を取得した歯学・歯科医療分野の帰国留学生を中心とした学術交流をおこないました。4~9月までの半年間に、本学と学術交流協定を締結しているチュラロンコン大学、マヒドン大学、チェンマイ大学、ソンクラ王子大学、コンケン大学、ナレスワン大学歯学部から、計13名の若手研究者が来日し、受入研究者の指導・支援の下で、さまざまな専門領域の研究に取り組みました。
また、本学から4名の研究指導者をタイに派遣し、若手研究者を対象としたセミナーを2回実施いたしました。
今後、歯学・歯科医療領域における若手研究者の招へい事業を継続していくと同時に、医学・医療分野にも範囲を拡大して、また、タイ以外の東南アジア諸国からも若手研究者も招へいして、医歯学領域の研究の推進、高度専門医療人の育成、教育者・研究者・医療人の国際ネットワークを形成していく予定です。





