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トップページ  > 研究・産学連携  > 平成23年度「大学概要」掲載プロジェクト  > 脳科学研究戦略推進プログラム課題E「心身の健康を維持する脳の分子基盤と環境因子」

研究・産学連携

脳科学研究戦略推進プログラム
課題E「心身の健康を維持する脳の分子基盤と環境因子」

高齢化、多様化、複雑化が進む現代社会が直面する様々な課題の克服に向けて、脳科学に対する社会からの期待が高まっている。このような状況を踏まえ、『社会に貢献する脳科学』の実現を目指し、社会への応用を明確に見据えた脳科学研究を戦略的に推進するため、脳科学委員会における議論を踏まえ、重点的に推進すべき政策課題を設定し、その課題解決に向けて、研究開発拠点等を整備する。特に、課題Eでは心身の健康を維持する脳の分子基盤と環境因子をテーマとして取り組む。
【平成22-24年度】


生涯に亘って心身の健康を支える脳の分子基盤、環境因子、その失調の解明

拠点長:大学院医歯学総合研究科 水澤 英洋 教授

 少子高齢化社会を迎える我が国にとって、経済的・社会的活包括的な解析を行う。
力を維持するためには、小児期・成人期・老年期に亘り、脳が健全に機能することが必要である。本研究では、以下の3つの班を構成し、脳の健康を脅かす外的要因である環境因子と内的要因である脳の健康維持の分子基盤の相互作用を体系的に解明し、生涯に亘る脳の健康維持機構への戦略を探る。

「健やかな育ち」班

 発達障害などと関連する大脳新皮質・海馬・扁桃体・視床・視床下部の形成機序を解明し、モデルマウスを作製して、その表現型、分子病態、環境要因の影響などを解析することにより、各脳部位の形成障害がどのような脳高次機能の異常をもたらすか包括的な解析を行う。

「活力ある暮らし」班

 うつ病、睡眠障害、摂食障害などの発症に関わる分子基盤を検索すると共に、夜型社会などの環境ストレスが、心身の恒常性を破綻させる機構についても分子レベルで解明する。

「元気な老い」班

 大・小脳の正常加齢とアルツハイマー病や脊髄小脳失調症など病的状態において、遺伝的背景と環境要因の関与を解明する。特に生活習慣病がこれらの神経変性疾患に及ぼす影響をきちんと評価する。