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教育の目標

 歯科放射線学は、口腔・顎・顔面領域の疾患を主な対象とする放射線の医学的利用について体系づけた臨床歯科医学の専門分野である。このため、疾患の診断と治療に関係する理論と技術について、講義と実習を通じて教授することが主な教育目標である。


 最近の放射線医学の進歩は著しく、特に画像診断機器およびコンピューターサイエンスの進歩には目を見張るものがある。この様な背景から、歯科放射線学では、現在の医療技術を修得することは勿論重要であるが、それのみならず将来の科学や技術的進歩に対応出来る様な自己の生涯学習の基盤となる様な教育にも十分配慮する事を重視している。一方、放射線は本来人体に対して有害な作用を持つことは良く知られている。そのため、医療における放射線の利用には、放射線の人体に対する作用についての充分な知識と、放射線の物理学的性質に基づいた利用方法についての技術的訓練が当然要求される。この様な教育を受けた医療人によってなされる放射線医療が、患者にとって大きな利益となり、起こるかもしれない不利益は極めて小さいことを知らなければならない。歯科放射線学では、放射線物理学、放射線生物学、画像診断学、放射線腫瘍学、放射線管理等についての講義を行い、さらにこれらの理解を深めるための基礎実習と実技の修得のための臨床実習を行う。

 以下に主な教育目標を示す。

1.放射線の物理的性質に関する知識、及び安全かつ有効な医学的利用方法の習得。

2.放射線の個人及び集団に対する影響と作用機構を理解し、放射線防護の体系及び歯科医療における防護方法の習得。

3.画像形成理論、撮像技術の習得。

4.放射線検査の適応及び検査法の選択に関する総合的知識の習得。

5.基本的放射線画像の読影能力の習得。

6.顎・口腔領域悪性腫瘍の治療における放射線治療の役割、その生物学的基礎、関連領域との協力に関する知識の習得。