ホームカミングデイを開催しました

ホームカミングデイを開催しました

 今年は、本学の前身である東京高等歯科医学校が1928年(昭和3年)に、唯一の官立歯科医学教育機関として設置されてから90周年の記念すべき年であり、10月12日(金)に実施した創立記念行事に続き、14日(日)には9回目となるホームカミングデイを開催しました。 
 午前中は、卒後50年を迎える第16回生の同窓生から「癒しの緑づくりプロジェクト」として寄贈いただいたソメイヨシノの苗2本を、吉澤学長と同窓生代表の鎌田昭次先生、上野格成先生、小山嵩夫先生、土屋正光先生の手により植樹しました。ソメイヨシノの苗2本は、湯島キャンパス外堀門近くに植樹されましたので、是非、探してみてください。
 午後からは、M&Dタワー2階鈴木章夫記念講堂において様々な催事が行われました。大学基金へ寄附者への感謝状の贈呈や上記ソメイヨシノ寄贈の目録受領など通常のプログラムに加え、今年度の特徴は、学生と一緒に作り上げるというイベント色をより強くしたことです。フォトコンテストでは、学生写真部が企画から授賞式の司会まで務めました。学生コーラス部は久しぶりに来学した先輩たちを学生歌で迎え、懐かしい旋律に先輩たちの顔も綻んであられました。また、大学基金への温かいご支援に対して、基金のサポートを受け海外研修をした学生を代表して医学科6年生と歯学科4年生が、それぞれ研修報告を行い感謝のことばを述べました。
 また、元外国人留学生有志から寄贈された日時計や基金への寄附を頂き、その目録を、中国校友有志の代表者(方志偉先生)から吉澤学長が受領いたしました。この日時計は、知と癒しの庭に設置されておりますので、是非、来学の際にお立ち寄りください。
 講堂でのプログラム最後は、JAXAの油井亀美也宇宙飛行士及び松本暁子フライトサージャンによる宇宙と医学をテーマにした講演でした。松本フライトサージャンは本学医学科の卒業生でもあり、医師として宇宙飛行士の健康管理をしておられます。一般のお客様のみならず、本学同窓生や役職員、名誉教授、学生など、多くの人が熱心に聴講しました。講演終了後、会場を移した懇談会には、卒業生や名誉教授、本学役職員が参加し、在籍当時の思い出や本学のこれまでの変遷などについて和やかに懇談が行われ、一連の行事が締めくくられました。TMDUホームカミングデーは、今後も同窓生の皆様が今のTMDUに触れ、学生・教職員と交流を持てるイベントとして発展させてまいります。来年まで、楽しみにお待ちください。