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チリ国にてラテンアメリカ共同研究拠点開所式を開催

 東京医科歯科大学では、大山喬史学長、佐々木理事(企画・国際交流担当)、がん研究に取り組む臨床部門の教授3名、基礎研究部門の教授3名他が、8月4日から15日まで、チリ国を訪問しました。8月9日には「東京医科歯科大学ラテンアメリカ共同研究拠点(LACRC)」の開所式を開催し、今後の発展に向けた関係機関との協議と、日智消化器がん共同シンポジウムを実施しました。これにより、中南米における「早期大腸がん診断と治療」に関する国際教育研究活動を本格化し、さらなる国際医療社会への貢献を目指すこととなりました。
今回の訪問の目的は、(1)LACRCの開所式の開催、(2)LACRCの今後の発展に向けた関係機関との協議、(3)日智消化器がん共同シンポジウムの共催です。

(1) LACRC開所式
8月9日の開所式には、チリ国保健省、チリ大学、在チリ日本大使館、JICAチリ支所等から来賓が多数参加。さらに、1980年~1995年にJICA支援下の日本における研修(胃がん早期発見治療プログラム)として東京医科歯科大学が実施した研修会を受講した中南米医師も参加し、盛大に執り行われました。
LACRCでは、今秋CLCが保健省に対して申請する国家プロジェクト(FONDEF)における臨床指導・教育・研究を精力的に進めることとなります。同プロジェクトは、サンティアゴの3万人を対象にした集団検診を行い、診断・治療はCLCと保健省直轄のサンボルハ病院(国立)が実施しました。東京医科歯科大学は、同プロジェクトの企画立案に参画し、CLCやサンボルハ病院や、今後開設予定の内視鏡センターにおける臨床指導を行う予定です。なお、東京医科歯科大学では今年の4月以降、内視鏡部門・病理部門の医師らをLACRCに派遣しており、かかる業務に従事しています。

(2)LACRCの今後の発展に向けた関係機関との協議
東京医科歯科大学では、今年10月から医学部の4年生6名を5か月間LACRCに短期留学させる予定です。将来的にはチリ国内の大学との交換留学体制を想定し、チリ大学およびアウストラル大学と協議を行いました。なお、アウストラル大学の強い希望により、学術協定締結に向けた覚書を締結しました。また、CLC関係者と共に、保健大臣(Dr.Jaime Manalich M.)を表敬訪問し、チリ国大腸がん集団検診スキームについて協議したほか、サンボルハ病院を表敬しました。

(3)日智消化器がん共同シンポジウム(CLC・東京医科歯科大学の共催)
東京医科歯科大学の8名の教員が講師等を務め、19の発表やパネルディスカッションに参加しました。さらに、中南米地域において医療教育活動面でリーダーシップを発揮していくため、JICAを通じて東京医科歯科大学に留学経験のある2名の中南米医師を、フォローアップ研修も兼ねて講師として招聘しました。

東京医科歯科大学は、わが国が開発した免疫学的便潜血反応による大腸がん検査や、世界でも一流とされるわが国の内視鏡技術を通じて国際的な医療コミュニティーに貢献できるよう、今後とも情熱を持って取り組んでいきます。
また、本年2月のチリ大地震の被害に対し、東京医科歯科大学は募金を実施し、集められた総額2,054,285円をCLCに寄付しており、当該募金により、被害の大きかった公立病院Hospital Felix Bulnesの小児科集中管理室及び同室医療機器の設置に寄与しました。

LACRC開所式典でのの集合写真(林渉在チ日本大使含む)

LACRC開所式典でのの集合写真(林渉在チ日本大使含む)

大山喬史学長とチリ国保健大臣(Dr.Jaime Manalich M.)

大山喬史学長とチリ国保健大臣(Dr.Jaime Manalich M.)