東京医科歯科大学 難治疾患研究所・病態生化学分野 医歯学総合研究科・研究開発学分野 医歯学総合研究科・肝胆膵総合外科学分野 合同セミナー |
下記により合同セミナーを開催しますので、多数御来聴下さい。
記
日 時 |
平成18年2月9日(木) 18:00〜 20:00
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場 所 |
難治疾患研究所[駿河台地区]1階会議室 |
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演 者 |
長谷川 光一 研究員
(京都大学 再生医科学研究所 発生分化研究分野) |
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演 題 |
「ヒトES細胞を利用した研究の実際」 |
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要 旨 |
ES細胞は、本来体の全ての細胞種を形成可能な胚発生初期の胚盤胞の内部細胞塊から樹立された細胞株であり、内部細胞塊が持っている未分化状態を維持したまま増殖し、多分化能を有することから万能細胞とも呼ばれる細胞である。ヒトES細胞の多分化能を利用すれば、ES細胞から必要な細胞や組織を分化させて移植治療に応用するという再生医療や、ヒト細胞を用いた薬剤スクリーニング等が可能となる。しかし、これらのセルソースとしてヒトES細胞を用いるには解決しなければいけない問題も多い。今回は、我々が行ったヒトES細胞株の樹立と培養、特徴、遺伝子導入等を例にとって、ヒトES細胞を用いた研究の展望と問題点について述べる。
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連 絡 先 |
病態生化学分野・朝比奈欣治(内線:8076) |
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