第356回難研セミナー
下記により難研セミナーを開催致しますので、多数御来聴下さい。
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| 【演 者】 | ： | 池谷 裕二 博士 |
| | （東京大学大学院薬学系研究科助手） |
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| 【演 題】 | ： | 大脳皮質の自発活動
― 常同性と活動予測性のグラフパターン |
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| 【日 時】 | ： | 平成１７年９月１６日（金）17:00 〜 18:00 |
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| 【場 所】 | ： | 難治疾患研究所 駿河台地区 １階 会議室 |
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| 【要 旨】 |
| 脳は外部情報が与えられなくても自発的に活動している。こうした外界から孤立した神経細胞の活動は無用なノイズとして解釈されてきた。大脳皮質スライス標本から大規模なカルシウムイメージングを行い、自発活動のパターンをコンピューター解析したところ、その時空構造には特定の繰り返し配列（シークエンス）が多数含まれていることが判明した。つまり、静的な受動システムとしてではなく、内発的に情報を生み出す「自発創生システム」として大脳皮質を捉えなおす必要がある。 |
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| 【略歴と業績】 |
| 東京大学薬学部で脳の研究に携わる。専門分野は大脳生理学、神経生物学。2002 〜 2005年、米コロンビア大学に留学。『記憶力を強くする』朝日出版社、『海馬―脳は疲れない』新潮文庫（糸井重里氏との共著）、『進化しすぎた脳』講談社ブルーブックスなどの著者としても有名。 |
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| 【代表論文】 | | |
| (1) | Synfire chains and cortical songs: temporal modulates of cortical activity. Science 2004 |
| (2) | Amygdala stimulation modulates hipocampal synaptic plasticity. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2004 |
| (3) | Brain-derived neurotrophic factyor induces hyperexcitable reentrant circuits in the dentate gyrus. J. Neurosci. 2004 |
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| 【連絡先】 | ： | 難治疾患研究所 生体情報薬理学分野 古川 哲史（内線8070）
難治疾患研究所 分子神経科学分野 田中 光一（内線5846）（共催） |
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