第346回難研セミナー

下記により難研セミナーを開催致しますので、多数御来聴下さい。

日 時 2005年1月14日(金)16:00〜18:00
 

場 所 難治疾患研究所(駿河台地区)1F会議室
 

演 者 東山 繁樹先生
(愛媛大学医学部 生化学・分子遺伝学分野 教授)
 

演 題 膜型増殖因子HB-EGFの機能と新規シグナル伝達経路
 

要 旨 HB-EGF (Heparin-binding EGF-like Growth Factor)を含むEGFファミリ−分子は1回膜貫通蛋白質で細胞表面膜蛋白質として発現する増殖因子である。近年、サイトカインやG蛋白質共役型受容体アゴニスト刺激により、EGF受容体が活性化されるトランスアクチベーションにHB-EGFのプロセシングが中心的役割を果たしていることが明らかになってきた。我々は、膜結合型増殖因子EGFファミリーとくにHB-EGFのプロセシングの分子機構とその生体での役割について解析を進めてきている。本セミナーではHB-EGFのプロセシングと創傷治癒、動脈硬化、心肥大について紹介し、EGFファミリーの新たな研究展開の展望を述べる。
 

連絡先難治疾患研究所分子代謝医学分野 小川佳宏(内線:8108)
本セミナーは、分子細胞生物学分野 澁谷浩司教授(内線:6355)との共催です。
 

 


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