X線回折装置

 [X線発生部] Rigaku社製 MicroMax007HF
 人工多層膜X線集光ミラーとの組み合わせにより、従来モデルよりも一桁以上の高輝度X線が得られるため、測定に必要な照射時間が劇的に短縮されました。

  [X線検出部] Rigaku社製 R-AXIS VII
 大面積(30 cm × 30 cm)イメージングプレートを3枚搭載することにより、露光、読み取り、消去を同時に行える検出器です。読み取りのデッドタイムを大幅に減少し、迅速なデータ収集が行えます。

  [他] Rigaku社製 試料吹付低温装置 (液体窒素不要型)
 X線照射による試料の損傷を防ぎ、高精度な回折データの取得ができます。



 動的光散乱装置

  Malvern社製 Zetasizer μV
 動的光散乱法により、溶液中の分子の粒子径と粒度分布が測定できます。これにより、タンパク質試料の凝集や結合の状態をモニタリングすることができます。測定に最低限必要な試料濃度、容量はそれぞれおよそ0.1 mg/ml、2 μlです。