お知らせ

全身のアレルギー疾患を同時に根本から治療~アレルギー疾患先端治療センターのご案内~
皮膚科・呼吸器内科・耳鼻咽喉科・小児科などが密接な協力関係で治療します!

アレルギー疾患は呼吸器・鼻・眼・皮膚・消化器など全身に症状が出る疾患です。当センターでは、内科・小児科・皮膚科・耳鼻科のアレルギー専門医が横断的に密接に協力して総合的にアレルギー疾患を治療してまいります。それにより、全身のアレルギー疾患を同時に根本から治療することが可能です。

アレルギー疾患は原因アレルゲンを同定して除くことにより、根治することが可能な疾患です。当センターでは以下のような検査を必要に応じて行い、原因であるアレルゲンを明らかにし、アレルゲン除去療法・免疫療法などの治療を行います。

検査の種類:パッチテスト、プリックテスト、RAST、好塩基球活性化試験、誘発試験、吸入誘発試験(入院で実施)

当院では最新治療である生物学製剤・免疫療法・レーザー療法・紫外線療法、核酸医薬品開発のため臨床治験・臨床研究なども行っています。また患者さんの同意のもと、新規に開発された未承認薬なども試みることができます。

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記者懇談会で説明

2018年9月4日(火)に開催された第3回記者懇談会で、東京医科歯科大学の特色ある活動の紹介として、「アレルギー疾患先端治療センター」の取り組みを紹介しました。説明は皮膚科・横関博雄教授、呼吸器内科・宮﨑泰成教授が行い、日本人が2人に1人が罹患すると言われているアレルギー性疾患について、皮膚科や呼吸器内科、耳鼻科、小児科のアレルギー専門家が協力して総合的に診療する取り組みについて説明しました。上気道(鼻など)と下気道(気管支炎など)のアレルギー性の炎症は密接に関連しており、総合アレルギー科専門医になることよって両方の治療が可能になることから総合アレルギー専門医の育成にも力を入れ、新しい治療法の開発やアレルギー疾患医療の均てん化について分かりやすく紹介がありました。

  • 講演をする皮膚科・横関教授

  • 「難治性ぜんそくの治療を積極的に行なっています」と呼吸器内科宮﨑教授

  • 情報交換会でメディア関係者から囲み取材を受ける横関教授と宮﨑教授