お知らせ

HBOC(遺伝性乳がん・卵巣がん)外来がスタートしました

東京医科歯科大学医学部附属病院では、平成29年末に「遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)外来」をプレオープンし、実際の患者さんを少しずつ受け入れながら他診療科との連携体制の整備に取り組み、平成30 年3 月より万全の体制で本格的に外来をスタートいたしました。

日本では1年間で、約9 万人が乳がん、約1 万人が卵巣がんと診断されています。このうち、BRCA1あるいはBRCA2 という遺伝子に、生まれつき変異を持つことで発症するものを「遺伝性乳がん・卵巣がん(Hereditary Breast and Ovarian Cancer :HBOC)」と呼び、HBOC による乳がんは年に2700~4500人(全体の3~5%)、卵巣がんは年に約1000 人(全体の約10%)が発症すると推定されています。

当院の「遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)外来」では、遺伝カウンセリング、遺伝子検査、がん発症前に予め乳房や卵巣を予防的に切除してがんリスクを下げる外科手術、さらには妊娠・出産、就業、更年期障害など患者さんのライフステージに対応した治療を多面的に実施しています。

平成30年6月1日には、記者説明会を行い、たくさんのメディア関係者が熱心に質問をしていました。

記者会見の内容

【会場】 東京医科歯科大学1号館9階 特別講堂

【時間】 平成30年6月1日(金)17:00~18:00(受付開始16:30)

【内容】

  1. 遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)の原因遺伝子 BRCA1 発見の経緯と、 がんゲノム医療の展望
    (東京医科歯科大学難治疾患研究所分子遺伝分野 三木義男教授)

  2. 乳腺外科による遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)へのアプローチ
    (東京医科歯科大学医学部附属病院乳腺外科 中川剛士診療科長)

  3. 婦人科による遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)へのアプローチと 本院の遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)外来の特色について
    (東京医科歯科大学医学部附属病院周産・女性診療科 大島乃里子助教)

  4. まとめ
    (東京医科歯科大学医学部附属病院周産・女性診療科 宮坂尚幸教授)

  5. 質疑応答