お知らせ

2018年もよろしくお願いします。当院手作りの「元旦おせち弁当」をご紹介します

2018年もよろしくお願いします。

  2018年元旦の東京は穏やかな晴天に恵まれ、病院のまわりには、神田明神や湯島天神に初詣に行く人々で賑わっていました。世の中がお正月休みの中、病院スタッフの中には変わりなく働いている人も。まず、救命救急センターには、救急車が次々と到着し、いつも以上に忙しそうです。
病院の厨房では、入院患者さんのために、食事の準備がいつもの通りに進んでいます。
新年を病院で迎えなければならない患者さんたちに、少しでもお正月の雰囲気を楽しんでもらい、一日も早く元気になってもらえるようにと、元旦の昼食には、筑前煮、鯛の焼き物、栗きんとんなどを「福寿」のメッセージカードと一緒に配膳しました。
夕食には、お赤飯、海老、かずのこ、菊花かぶなどを詰めた「元旦おせち弁当」で、お正月気分を見た目からも味からも楽しんでもらえるように、いつもより少ないスタッフで手際よく作業を進めていました。
当院の病院食はすべて、当院の臨床栄養部が献立作りから調理までを管理し、病院内できちんと手作りしたもので、飾りに付けた南天の葉も、「元旦おせち弁当」のために、スタッフが自ら育てた枝葉を伐採・消毒して準備したものでした。
以前入院された患者さんが、当院のおせちを食べた感想を、短歌にしてくださったものをご紹介します。この方は、当院のおせちを食べて、遠い昔に食べた母親のおせちの味を思い出し、大変感激されてその気持ちを短歌に込めてくださいました。
この短歌は、年末年始も関係なく働く臨床栄養部のスタッフ、そして病院スタッフの心の励みとして支えてくれています。
●とほき日の 垂乳女の味 憶はする 東京医科歯科大学栄養部のおせち
●柞葉の母の 手作り思はする こころづくしの おせちいただく

 今年の元旦の昼食と夕食の献立をご紹介します。

2018年1月1日元旦
【昼食】
ご飯、鯛塩麹焼き、金柑・筆しょうがの付け合わせ、うめ生麩すまし汁、筑前煮、ほうれん草お浸し、栗きんとん
【夕食】
赤飯または小豆粥、海老の鬼殻焼き、鶏肉の胡麻焼き、野菜の含め煮(五目巾着・里芋・にんじん・おくら)、かずのこ、菊花かぶ、フルーツ