診療科・センター・部門

腎・膀胱・前立腺がん先端治療センター

泌尿器科の3大がんに関連する各領域が力を結集し、
一人一人の患者さんに最適な先端医療を行います

前立腺がん、膀胱がん、腎臓がんは、日本で増加を続けている「がん」ですが、社会の超高齢化に伴い、今後より 一層の増加が予想されています。腎・膀胱・前立腺がん先端治療センターは、この泌尿器科の3大がんに関連する領域がユニットを組んで、各領域の力を結集し、一人一人の患者さんに最適な先端医療を行うことを目的としています。

センター長のご紹介

科長 藤井 靖久 -Yasuhisa Fujii-
専門医 日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
専門分野 泌尿器がん、泌尿器内分泌学
研究領域 腎腫瘍の鑑別診断モデルの開発、腎癌手術後の腎機能変化および高血圧発症メカニズム、腎癌全身治療の開発、筋層非浸潤膀胱癌の再発・進展予測モデルの開発、合併症の少ない前立腺癌手術の開発、前立腺癌全身治療の開発
電話番号 03-5803-4770

センターの概要

内視鏡操作ロボット(EMARO®)
を用いたガスレス・シングルポ
ート・ロボサージャン前立腺
全摘除

本センターは、泌尿器科(腎泌尿器外科学)、放射線診断科、放射線治療科、病理部、低侵襲医歯学研究センターで構成されており、前立腺がん、膀胱がん、腎臓がんに焦点を合わせて、最先端の診断、低侵襲治療、機能温存治療(臓器温存治療)を行っています。個々の患者さんに合わせて、最良の医療を提供するために、共同で治療にあたるエキスパートチームです。

おもな診断・治療法

3 大がんに3Dヘッドマウントディスプレイを用いた最先端型ミニマム創内視鏡下手術(ロボサージャン手術)、腎臓がんに無阻血腎部分切除、膀胱がんに膀胱温存(化学放射線+ミニマム創内視鏡下膀胱部分切除)、前立腺がんに全機能温存前立腺部分治療、進行腎臓がんにICCA療法など、独自の先進的治療を行っています。

高度な先進的医療

ガスレス・単孔・ロボサージャン手術(CO2ガス不使用、単孔、術者のロボット化= ロボサージャン)を3大がんに、腎機能を最大に保つ無阻血腎部分切除を腎臓がんに、化学放射線療法+低侵襲膀胱部分切除を浸潤性膀胱がんに、小線源を用いた全機能温存前立腺部分治療を前立腺がんに施行しています。

取り扱うおもな疾患

前立腺がん、腎臓がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、精巣がん、副腎腫瘍、後腹膜腫瘍

研究テーマ

泌尿器がんの最適な低侵襲治療法(ガスレス・単孔・ロボサージャン手術)の開発/浸潤性膀胱がんの膀胱温存療法/前立腺がんの前立腺部分治療法の開発/腎がん治療における至適腎機能温存療法の開発/予防的抗菌薬不使用の確立(病棟内耐性菌の除去)/泌尿器がんバイオマーカーの探索

その他

泌尿器がん手術において普及しつつあるロボット支援手術が抱える課題(高額なコスト、CO2ガスの使用、触覚の欠如、腹膜の損傷など)を克服すべく、国産技術を用いた、世界に先駆ける低侵襲なロボサージャン手術の開発を進めています。最近、内視鏡操作ロボットを導入しました。膀胱がん、前立腺がん、腎がんの臓器温存療法の開発にも注力しています。
3大泌尿器がんに対し、最小の傷、最小の痛み、短期入院を満たすロボット化手術、最大限の腎機能、膀胱機能、前立腺機能あるいは臓器を保つ治療法の開発と、耐性菌を抑えた病棟の整備を進めています。