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手術部

部長のご紹介

患者さんが安全に、かつ高度な手術治療を
安心して受けられる場を提供しています

部長 内田 篤治郎 -Tokujiro Uchida-
専門医 日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
専門分野 麻酔科学
研究領域 周術期管理医学
バイオマーカー
急性肺傷害
麻酔薬の臨床薬理
電話番号 03-5803-5632

当手術部では、病院の理念である「安全良質な高度・先進医療を提供しつづける、社会に開かれた病院」のもと、「患者さんが安全に、かつ最良の手術治療を安心して受けられる場を提供する」をミッションとして掲げています。日々ボトルネックを点検し、外科医が、その技量をいかんなく発揮でき、多くの患者さんに喜んでいただける環境を整えることを目指しています。

部の概要

当手術部は15室(うち2室のバイオクリーンルーム)の手術室からなり、外科系19診療科、内科系3診療科の手術を実施しています。手術件数は8216件(2015年度)で、国立大学病院の中でも常に上位クラスといえます。手術終了後、患者さんは病棟に戻られるほか、手術の大きさや侵襲度などによって手術室と同フロアのHCU(ハイケアユニット)やICU(集中治療部)で治療を継続する体制が整えられています。

おもな診断・治療法

低侵襲手術、特に鏡視下手術、ミニマム創手術や、頭頸部手術に力を入れています。

高度な先進医療

  • オペラマスターを導入し、手術室稼働率、手術枠稼働率、原価計算、手術部職員の労働調査など多角的な指標から手術部を検討し、手術室の効率化を図り経営改善を行っています。
  • トレーサビリティシステムを導入し、手術に用いる鋼製器械の履歴をすべて管理しており、滅菌リコール時の迅速な追跡調査、周知を可能にしています。また、鋼製器械の購入・修理履歴から、安全かつ計画的な更新を図っています。

その他

泌尿器科のミニマム創3D内視鏡下手術の発展とともに、看護師さんもディスプレイで手術手順を見ることができるシステムを開発中です。職員一同、良い手術ができるよう、質の向上に取り組んでいます。