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細胞治療センター

センター長のご紹介

難病に苦しむ患者さんのお役に立てる
安全・安心な先端医療を提供します

センター長 森尾 友宏 -Tomohiro Morio-
専門医 日本小児科学会認定 小児科専門医
日本血液学会認定 血液専門医
専門分野 小児感染症
血液・免疫疾患
再生医療・細胞治療
研究領域 小児難病(特に原発性免疫不全症などの希少難病)の遺伝的背景と病態解明
小児難病に対する先端的治療法の開発
電話番号 03-3813-6111
専用ホームページ http://www.tmd.ac.jp/grad/cct1/

細胞治療センターは、2002年に開設されたセルプロセシングセンターで、2015年に全面改装されました。清浄度の確保された施設で、様々な診療科・研究室が再生医療・細胞治療用の細胞を調製するために利用しています。研究開発された先端医療を実践に移す場でもあります。難病に苦しむ患者さんのお役に立てる安全・安心な先端医療を提供できるよう努力を続けてまいります。

センターの概要

当センターは、ヒトの細胞を安全に加工・処理し、再生医療・細胞治療に応用することを目的とした細胞培養加工施設(再生医療等安全確保法の下で届出: 施設番号FC3150001)です。軟骨再生医療、血管再生医療、造血細胞処理、樹状細胞療法、などを実施しています。また国の基幹プロジェクトである再生医療実現拠点ネットワークプログラム事業の支援を受け、新規品質管理システムの開発にあたっています。

おもな診断・治療法

  • 滑膜由来間葉系幹細胞による関節軟骨修復法(再生医療研究センター・運動器外科学分野・軟骨再生学分野)
  • 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL) に対する複合的ワクチン療法(ATL-DC-101/KW-0761)の第Ⅰ相医師主導治験(免疫治療学分野・血液内科: 九州がんセンター)
  • 末梢血幹細胞による血管再生治療(老年病内科)
  • 日和見感染症に対する多ウイルス特異的T細胞治療(臨床研究準備中)(小児科など)
  • 再生医療に供する細胞の先端的微生物検出法

高度な先進医療

滑膜由来間葉系幹細胞による軟骨再生医療は、文部科学省「再生医療実現化ハイウェイ」に唯一単独採択された再生医療です。腸管上皮再生医療についても、臨床研究に向けて開発が進んでいます(消化器内科)。

取り扱うおもな疾患

  • 膝関節軟骨欠損、半月板損傷・障害
  • 成人型T細胞白血病
  • 閉塞性動脈硬化症、バージャー病
    (臨床研究、臨床試験として行われていますので、適応は各診療科までご相談ください)

センターにおける研究テーマ

  • 新規再生医療・細胞治療技術の開発
  • 再生医療・細胞治療用細胞加工品の新規品質評価技術の開発
    (少数の変異細胞の検出、広範な微生物の迅速かつ安価な解析など)

取り組み

  • 品質マネジメントシステムのもと、品質保証・安全管理された細胞培養・加工を行っています。
  • 調製された細胞に対して細菌真菌に加え10種類以上のウイルスを高感度に検出する技術を投入しています。

その他

当センターは2015年に改修を行い、5つの細胞調製室( 無菌培養室) で同時に6列の培養が可能な施設へリニューアルしました。今後ますます注目される再生医療・細胞治療において、製剤加工の核となる施設です。新規治療開発、難病治療開発に貢献すべく努力を続け、HP(http://www.tmd.ac.jp/grad/cct1/)で情報を公開してまいります。