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低侵襲医療センター

センター長のご紹介

医療と経営の質の確保のために、
診療関連情報を一元的に収集・分析・評価しています

センター長 絹笠 祐介 -Yusuke Kinugasa-
専門医 日本外科学会(専門医、指導医)
日本大腸肛門学会(専門医、指導医)
日本消化器外科学会(専門医、指導医)
日本内視鏡外科学会(技術認定医)
日本ロボット外科学会(Robo-Doc Pilot国内A級)
専門分野 大腸がんの手術治療
大腸がんに対する腹腔鏡手術
直腸がんに対するロボット手術
再発がんや骨盤腫瘍に対する手術治療
研究領域 大腸がんの診断と治療。直腸がんの機能温存手術。
再発大腸がんに対する集学的治療戦略。
大腸がんの個別化治療、予後予測因子。
電話番号 03-5803-4191
専用ページ http://www.tmd.ac.jp/mimd/index.html

当センターは、2010 年に前身となる低侵襲医学研究センターが開設され、 2017 年に新しく低侵襲医療センターとして生まれ変わりました。最新の低侵襲治療を、患者さんにとって安全かつ安心に提供できるよう、内視鏡手術を行う各科が協力して診療を行って参ります。

センターの概要

当センターは、今後の医療において重要な位置を占める低侵襲医療について、
1)革新的な低侵襲手術の開発や研究をする。
2)低侵襲手術教育として、患者さんに安全・安心な手術を提供するために院内のトレーニングセミナーや内視鏡外科における医療安全の広報活動を行う。
などを目標に設立されたセンターです。診療科横断的な研究や教育を行えるよう、内視鏡下手術を行っている胃外科、大腸肛門外科、肝胆膵外科、泌尿器科、周産・女性診療科、呼吸器外科などと協力しながら活動しております。

おもな活動内容

  • 低侵襲手術
    [内視鏡下手術]
    当院では、消化器疾患、泌尿器科疾患、婦人科疾患、呼吸器疾患などの多くの疾患に対して内視鏡下手術を行っております。腫瘍に対する手術だけでなく、炎症性腸疾患や高度肥満に対しても腹腔鏡下による低侵襲手術を行える体制を整えております。
    [ロボット支援下手術]
    最新の手術支援ロボット、da Vinci Surgical System Xiを2017年に導入し、次世代の内視鏡下手術であるロボット支援下手術を開始しております。現在、泌尿器科、胃外科、大腸肛門外科の3診療科において、ロボット支援下手術を保険診療で行っております。また、周産・女性診療科は自費診療で開始しており、今後、呼吸器外科、食道外科、心臓血管外科などでロボット支援下手術を開始して行く予定となっております。
  • 教育、技術認定制度
    [講習会の開催]
    内視鏡下手術の知識・技術向上のために、院内外の医師やコメディカルを対象に講習会等を定期的に開催しております。
    [院内技術認定制度]
    当院では、内視鏡下手術の安全性を確保するために、国立大学病院では唯一の院内技術認定医制度を導入しております。内視鏡手術施行医は院内技術認定を取得する必要があり、内視鏡手術施行医を対象とした、講習会や実技試験を当センターで行っております。
  • 技術開発
    [産学連携・医工連携]
    他大学や企業と協力し、新しい技術の研究・開発に取り組んでおります。