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腹部大動脈置換術






















手術中の様子
























手術中の様子
当診療科では、研究および臨床を密接に連携させながら、血管疾患に対する新しい診断方法および治療法の開発を中心に活動しています。 現在は以下に示すような項目について研究を進めています.


歯周病菌と血管系疾患との関連性についての研究

(本学歯学部大学院 歯周病学分野 石川 烈教授との共同研究)
過去3年間に約200例の血管疾患患者を対象として、歯周病と血管疾患の程度を検討している。血管疾患の動脈壁80%に歯周病菌を認めており、歯周病の血管疾患への寄与について検討している。(科研費C) バージャー病ではtreponema族の検出率が100%であり、歯周病菌の関与が示唆されており、バージャー病の病因としての意義を検討している。(科研費B) また歯周病により惹起される慢性炎症の単球におよぼす影響に注目して、CD14+/CDR+の単球に対するLPS刺激でのTNF-alpaやIL-1beta陽性細胞を検討し、疾患による違いなどが判明している さらに内皮細胞や平滑筋細胞の培養系における歯周病菌の作用を検討する.



重症血栓症疾患に対するステント血行再建の開発

(本学の生体材料研究所、東京大学との共同研究)
当科では以下の領域を担当しています。 各種疾患における塞栓子感知ドプラ装置によるhigh intensity transient signal (HITS)の評価:現在方法論は確立されており、blue toe症候群の診断基準の策定や、経皮経管的血管形成術(Percutaneous transluminal angioplasty : PTA)時の塞栓子発生を感知する. 本学生体材料研究所(米山助教授)、東京大学(石原教授)との共同で、古河電工が試作した新素材を用いて新しいステントを開発し、塞栓子発生を予防する方法を開発中である。(科学研究費B) さらに深部静脈血栓症からの肺塞栓の診断法をブタ実験とファントム実験で確立しており、今後は臨床に応用する予定である。(科研費C)


小林郁夫, 土居 寿, 松村英雄, 米山隆之, 歯科用Ti-6Al-7Nb合金の開発と臨床応用, 生体材料工学研究所報告, 37, 40-48, 2005
T. Hanawa, S. Hiromoto, K. Asami, H. Ukai, and K. Murakami, Surface modification of titanium utilizing a repassivation reaction in aqueous solutions, Materials Transaction, 43, 3005-3009, 2002
T. Yoneyama, H. Doi, E. Kobayashi, H. Hamanaka, Effect of heat treatment with the mould on the super-elastic property of Ti-Ni alloy castings for dental application, Journal of Materials Science: Materials in Medicine, 13(10), 947-951, 2002


末梢血幹細胞移植により血管新生療法 

(本学 血流制御内科学 下門教授、吉田助教授、輸血部との共同研究)
血行再建術の適応とならない症例または血行再建術後にも足部虚血の残存する症例に対して、輸血部にて末梢血幹細胞を分離し、下腿から足部にかけて局所投与し、血管を新生させる。 現時点では、臨床例20例を施行しており、高度先進医療に申請中。現時点では局所投与した末梢血幹細胞がその後どのような振る舞いをするかが完全には解明されておらず、その点を内科と共同で検討していく。 血管新生療法は、本年度は大阪大学で開発されたHGF導入HVJ liposome局所投与による治験が、当院でも施行中である。



近赤外線分光法によるトレッドミル歩行負荷時の下腿筋虚血の評価

閉塞性動脈硬化症400例を対象として、下腿筋虚血と治療法の選択基準の指標を確立しており、データを解析中である.


経皮的酸素分圧法とレーザードプラ法による虚血肢の評価と臨床的意義の検討

 以前より虚血肢に対して経皮的酸素分圧測定を施行し、虚血肢分類を提唱しており、また血行再建術や薬物療法の評価方法として有用な方法であることも報告してきた。近年、血管新生療法が開発・導入されるに伴い、血管撮影や足関節上腕血圧比だけでなく、より軽微な変化を評価する必要性から、経皮酸素分圧による評価方法の有用性を再検討する予定である。


胸腹部大動脈瘤における脊髄保護と脊髄虚血モニターの開発

(本学麻酔科と整形外科との共同研究:高度先進医療に申請予定)
5年前より上記の科との共同研究により、胸腹部大動脈瘤の術中に硬膜外冷却による脊髄保護を行いつつ、有意な脊髄動脈の血流低下による運動野における脊髄誘発電位の変化をモニターし、有意な大根動脈を同定することが可能となっており、症例が20例となっており高度先進医療に申請する予定である。



下肢静脈瘤における選択ストリッピング術とレーザーによる焼灼術の比較検討

本邦では当施設のみに導入されているレーザー器機を用いて、下肢静脈瘤に対する焼灼術を開始した。現在までに約50例の方が受けられており,経過観察はおおむね良好である. 血管カラードプラ法や空気容積脈波による静脈逆流の客観的評価方法により術式の有用性を評価するとともに、静脈瘤における静脈逆流の臨床的意義を再検討する。



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