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診療方針

血管は全身にはりめぐらされている大切な臓器の一種です。ですから血管の病気はとても範囲が広く、簡単に全てを網羅することは出来ません。しかし病気の種類によって好発部位、 好発年齢といった片寄りがあるためにおおよその見当をつけることが出来ます。たとえば50歳以上の男性で、歩けない、 足が腐ってきたという場合は閉塞性動脈硬化症という病気を疑います。 60歳以上で腹部に拍動のある腫瘤をふれる場合は腹部大動脈瘤でしょう。30-40代男性でヘビースモーカーが手や足のしびれ、 冷感、蒼白さらに疼痛増強、潰瘍の出現ということではバージャー(ビュルガー)病の可能性が高いといえます。 40-50代の女性で下肢のだるさ、重さ、かゆみ、むくみなどがあれば下肢静脈瘤がないかどうか調べてみてください。 手・足の一過性の麻痺や目の症状では、頚動脈の狭窄が疑われます。若い人で歩行困難があったり、 静脈や動脈が浮き出ていたりしたら先天性(生まれつき)の血管の病気かもしれません。また、CTやMRIなど最近の画像診断の進歩で、 簡単には触れないところや見えないところに病気が見つかることがあります。おなかの中の細い動脈の動脈瘤(腎動脈瘤など)は、 昔は破裂するまで判らなかったものが見つかるようになりました。

それらの病気が見つかっても、なんでもかんでも手術するわけではありません。 手術適応という基準が出来ており、それらを参考にして手術をした方が良いのか、他の治療法がいいのか、 全身状態は麻酔や手術に耐えられるのか等を検討します。また、動脈の狭窄や閉塞では、 そのことによる体の不便さ加減を数値でわかるようにして、いま手術したほうがいいのか、運動療法で良いのか、 どんなクスリが良いのかなどを決めています。

最近は20- 30年前にくらべて高齢化しておりますが、健康管理が良いせいか10歳くらい若いとみなして対策を練っています。 90歳の方でも大きな手術を受けてでも、前向きに生きていこうという人たちが増えている印象です。 ただし、禁煙をしっかり守れるひとであることが、血管の病気と立ち向かう基本ですのでキモに銘じて、ご協力をお願いします。

血管外科では、患者さん一人一人が正しく血管の病気を理解して、生活に張りのある人生を送れることを願っています。


血管外科 教授 岩井武尚



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