ホーム ご挨拶 診療 研究活動 研修案内 バスキュラーラボ 関連施設

2005年度の挨拶
最近アンチエイジングという言葉がよく使われています。一口で言えば年をとらずに、若返ろうと言うことです。学会も出来ました。私はその第一は、血管をいじめないことであろうと考え、提唱しています。皆さんは、知らず知らずに血管をいじめていませんか?血管をいじめる悪者は、@喫煙、A糖尿病、B肥満、C高血圧、D高脂血症、E睡眠不足、F過労、G悩み等です。まず、禁煙を!

現在、我が国の三大死亡原因のうち2つは血管に関係した病気、すなわち心筋梗塞など心臓病と脳梗塞など脳血管障害です。しかし、これらの病気は心臓や脳にだけ起こるものではありません。大げさに言えば全身の血管に起こるし、すでに起こっているかもしれません。それらを見つけ出し、程度を分析し、治療やアドバイスをするのが血管外科です。脳内は脳外科、心臓周辺は心臓外科が専門分野として扱っておりますので血管外科では扱いません。

さて、血管には動脈と静脈があります。それも大動脈から小動脈、大静脈から小静脈まで極めて広い範囲が対象です。また伝統的にリンパ管や自律神経もわれわれの専門の一部です。

動脈の病気は、動脈瘤と呼ばれる動脈がふくらんでほうっておくと破裂してしまう病気と、血を足や手へ運べなくなる動脈閉塞という病気が治療の中心です。静脈は、閉塞して静脈血栓症と呼ばれる病気(肺に問題を起こし死亡することもあるエコノミークラス症候群が有名)や広く中年以上の主として女性に多い下肢静脈瘤が対象となります。その他動静脈奇形とか、レイノー病とか、スポーツに関連した動脈や静脈の病気などいろいろな病気を扱います。

意外に多いのがいろいろな病気を調べていくうちに診断がつかず, あとは血管の病気しかないではないかと相談されることです。

そんな意味で門戸を広く開けて皆様の悩み、それも血管の悩みに広くお答えできると思います。部位の診断だけではなく、機能診断が出来るようにバスキュラーラボ(無侵襲的血管検査室)を併設しております。手術件数も年間300件ほどありますので、常時7-8人の血管外科専門のスタッフと血管外科検査技師3人が対応しています。

患者さまの不安・心配・悩みをとりはぶき、快適な日常生活が出来るよう、他の診療科とも相談しながら進む血管外科です。ご意見などありましたら気軽にお寄せ下さい。  
Mail to web master
Copyright (c) 2005 - 2007 by Tokyo Medical and Dental University, Vascular Surgery