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診療内容Medical Contens

サルコイドーシス

肺、眼、皮膚などに原因不明の炎症が起こる疾患です。炎症部分の組織検査では肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる結節が含まれることが特徴的です。肺、眼、皮膚以外にも頻度は少ないですが神経、筋、心臓、腎臓、骨、消化器など全身のどの臓器にも病変が出現することがあります。
病気の原因は不明ですが、もともと皮膚に常在する菌や異物への免疫反応や、遺伝の要因が推定されています。

症状

多くの患者さんは無症状で検診の際にレントゲンの異常を指摘され発見されます。眼の症状(視界に霧がかかったように見える、ごみや虫のようなものが飛んでいるように見える等)や皮疹が最初の症状としては多いとされています。当院では眼科、皮膚科、病理部などと連携し、サルコイドーシスを診療しています。
手足のしびれなどから始まる神経のサルコイドーシスや、不整脈から心臓のサルコイドーシスもあります。

診断

病変の組織を採取して特徴的な肉芽腫を証明することにより診断できますが、組織採取ができない場合は、血液検査、各種放射線画像検査、内視鏡検査などを行い診断します。

治療

ほとんどの患者さんは無治療のまま経過を観察し、自然に軽快することも多いです。眼症状がある患者さんはステロイド薬の点眼を行うことが多いですが、それ以外の治療を要することは稀です。眼症状が進行して強い視力低下を来した場合や、失明のリスクがある場合には副腎皮質ステロイド薬の全身投与が必要になることがあります。
ほかに、肺が線維化を来すような場合、神経や心臓にサルコイドーシス病変がある場合には生命の危険も考慮して副腎皮質ステロイド薬の全身投与を行います。サルコイドーシスと診断されたのち、手足のしびれ、けいれん、不整脈などを自覚するようであればすぐに担当医にご相談ください。

医療従事者の方へ

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当科で研修を希望される方へ

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