【後期研修について】
《東京医科歯科大学における病理学研修》
病理専門医を目指す病理部後期研修と、学位取得を目指す大学院教育からなりますが、本学では基本的に大学院生として両者を並行してすすめています。病理 専門医は医師として必須ですが、大学などアカデミック機関への就職、公的研究費の獲得、海外留学、公的病院への就職、管理職昇進にとって学位取得もひじょ うに重要であると考えます。両者をなるべく早期に取得することは、その後のキャリアにとって非常に有利に働きます。
なお、すでに臨床科の専門医を有している先生、学外で社会人大学院生を希望している先生は別途相談に応じます。
《病理専門医取得の道》
臨床医学としての病理学は、①病理解剖、②組織診断、③細胞診を3つの柱とします。患者さんのためになる医療を実践できる病理診断能力の養成に努めると ともに、日常病理業務の中から生じる科学的疑問に対して自ら対処できる研究能力も培うことも重視しています。
東京医科歯科大学では附属病院、関連病院病理部が密に連携し、一体となって指導に当たっています。実際の研修方法については、各人の希望を取り入れながら対応しています。
◯ 関連病院
がん研究会有明病院、日本赤十字医療センター、武蔵野赤十字病院、みなと赤十字病院、
都立墨東病院、都立広尾病院、国立がんセンター東病院、虎の門病院
健康長寿医療センター、東京山手メディカルセンター
青梅市立総合病院、土浦協同病院、JAとりで医療センター、さいたま市民医療センター
東京北医療センター、九段坂病院、三楽病院、練馬光が丘病院、
川口工業総合病院、埼玉協同病院、三島総合病院
《大学院の入試、専攻医募集について》
大学院入試は例年9月、1月に2回行われます。また、専門医研修(後期研修)のための専門医機構の登録は例年11月に行われます。東京医科歯科大学での研修、大学院入学に関心がある方はぜひ連絡して、見学にいらしてください。
◯ 連絡先
東京医科歯科大学 人体病理学分野 山本浩平
Email: yamamoto.pth2(ここに@を入れて下さい)tmd.ac.jp